ゲドを読む

ゲドを読む。 TALES FROM EARTHSEAファンタジーの古典「ゲド戦記」に関する書評・対談集である。
ジブリのアニメ化の販促企画だったようだ。
それにしても、執筆陣が豪華である。
「ゲド戦記」を読み直したくなる。

「指輪物語」「ナルニア国物語」と並ぶファンタジーの古典「ゲド戦記」の書評・対談集である。
この本が無料であることに途中で気がついた。
ジブリの映画「ゲド戦記」の販促のために作られた本のようだ。

それにしても執筆陣が豪華である。
糸井重里、中沢新一、宮﨑駿、河合隼雄、清水真砂子(「ゲド戦記」翻訳者)、上橋菜穂子、等々。
いかに「ゲド戦記」の影響が大きかったかが分かる。

「ゲド戦記」とウーマンリブの関係や、初期の3部作と後期の2作の位置付けなど、興味深い話も多い。

よくなめるように作品を読むと言うでしょう?
わたしはこの前65歳になったばかりなんですけど、その意味が—ほんとうになめるように読むんだなというのがわかったのがつい最近ですけど、すぐれた文学というのは線じゃなくて面なんですよね。
例えばストーリーを追うだけで終わってしまう文学は決してすぐれた文学ではない。
いい文学というのはほんとうに丁寧に日常のささいなことが書いているから、線でなく面を味わいながら読む。
いい作品はその面が分厚くて、よく見るとでこぼこがいっぱいあって、ひだも無数にある。
そういう味わう深い面になっているんじゃないかと思いますね。
「ゲド戦記」はまさにそうで、どこをとってみても、その世界の日常がきらきらしている。
(清水真砂子(「ゲド戦記」翻訳者))

「ゲド戦記」を読み直したくなった。

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