湊かなえの純愛小説。
それぞれが愛する人のために嘘をつき、罪を共有する。
デビュー時の小説とは方向性が変わって来たのが、個人的には少し残念。
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月別アーカイブ: 2014年10月
コンサルティングセオリー
久しぶりにコンサルタントの仕事が入りそうなので、この頃のトレンドをチェックするためもあってこの本を購入した。
様々なコンサルティング分野について、シンプルにまとまっていてネタとして使いやすそうだ。
教科書的な説明に留まらず、ビジネスとしてコンサルティングを展開する時のヒントや本音もあり、同業者としては楽しく読める。
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使える行動分析学
行動分析学の手法を使って、じぶんの行動を分析し、改善しようと提案している。
科学的な精度には欠けるが、じぶん実験は生活向上の役に立ちそうだ。
著者が実際に大学の演習で行っている手法であり、学生が行った事例も若者らしくて微笑ましい。
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あかんべえ
宮部みゆきの時代小説はいい。
特に商家を舞台にした小説は、リアルな生活描写で江戸っ子の心意気が伝わってくる。
この小説は、店を開いたばかりの料理屋の一人娘おりんを主人公としてた幽霊話、いやお化け話である。
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サンリオSF文庫総解説
ある世代のSF好きには強烈な影響を与え、古本屋で高値を付けているサンリオSF文庫。
随分むかしに無くなってしまったサンリオSF文庫の全ての作品を紹介しようという試みである。
良くも悪くもファンジンだった。
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本題
西尾維新の作品はとても好きだが、作家個人にはあまり興味はなかった。
でも、図書館で対談集を見かけ、借りて読んでみたら、なかなか興味深かった。
作家同士の対談なので、作り手の苦悩と想いが伝わってくる。
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世界一やさしいGoogle Analyticsアクセス解析入門
久しぶりにGoogle Analyticsの画面をちゃんと見たら、変化が大きすぎて、全然分からなくなっていた。
初心者から出直すことにして、入門書を読むことにした。
この本は、お話を読みながら理論を学ぼう、という流行りのスタイルである。
中小企業でのGoogle Analyticsの利用に絞り込んで、分かり易く解説している。
それにしても、まずGoogle Analyticsを使う目的を明確にする必要がある前提に変わりはない。
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一番やさしくNLPのことがわかる本
行動分析学の調査をしているとNLPという言葉をよく見かける。
NLPについては、著者によって扱いが良い時と悪い時がある。
どんな方法なのか興味があったので、お手軽そうなこの本を読んでみることにした。
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第15回東京夢舞いマラソン&第7回ポタリング
今年こそフルマラソンに挑戦しようと考えているので、フルマラソンの距離感を得るために東京夢舞いマラソンに参加した。
タイムの計測をしない大会と聞いていたが、走ってみてその理由がわかった。
歩道を走る大会なので信号待ちが多く、1列で並んだり、歩かなければならない場所もあり、タイムを計測してもあまり意味がないのだ。
走ったり、歩いたりして東京観光を楽しもう!という大会だった。
しかし、距離的にはきっちり42キロあり、その分のダメージはあった。
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書く力は、読む力
正しく読むことが、ただしく書くことへ通じるとし、正しい読み方と書き方を教えている。
現役の先生が書いているので、若干押し付けがましく感じるのは、私の「先生」に対するイメージに偏りがあるからだろうか。
文章を書けない人に対して、どのように書いたら良いか著者独自の理論で指南している本である。
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