前から気になっていた作品が文庫落ちしたので、すかさず購入した。
筒井康隆のストレートなファンタジーである。
文明崩壊後と思われる世界で、主人公のラゴスが様々な国を旅する。
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月別アーカイブ: 2015年2月
7つの心のブレーキを外せばうまくいく「すぐやる」習慣
「30日で人生を変える「続ける」習慣」の著者である習慣化コンサルタント古川武士の新刊である。
今回は、すぐやらない原因である7つの原因を消し去る思考習慣を提案している。
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日本人のためのピケティ入門
珍しくベストセラーになっている経済学の本である。
元の本自体は、とてもペーシ数が多く、統計資料の分析が中心で読みづらいと聞いていたので、手っ取り早く解説書で理解することにした。
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わたしはサムじゃない
なぜか紀伊國屋書店でケッチャムフェアをやっていたので、「NO KETCHUM NO LIFE」の缶バッチ欲しさに購入した。
無駄に残虐描写の多いことで有名なケッチャムだが、この中編集ではそれほど酷い描写はなかった。
でも、何を主張したいのか分からない話だった。
やはり、ケッチャムは趣味でないようだ。
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ポジティブ心理学入門
「幸せな未来は「ゲーム」が創る」で「ポジティブ心理学」という心理学の分野があることを知った。
大学で教わった記憶がないので、新しい分野かマイナーな分野なのだろうと思い、調べてみることにした。
心理学としては新しい分野のようで、科学として確立しようとする努力が伺われる。
科学では扱わない「価値観」を避けて通れないだけに、研究としては難しい分野だと思う。
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父という余分なもの
サルやゴリラなどの生態に興味がある。
人間と同じ類人猿の社会を知ることで、人間社会の成り立ちや倫理の発生源が理解出来るかもしれないと思うからだ。
著名な人類学者である山極寿一の研究は、そんな興味にピッタリの本である。
ただ、幅広い研究だけに、若干ややこしく、読んでいて混乱するところもある。
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イチゴ狩り2015
天候不順でイチゴの出来が良くないようで、今年のイチゴ狩りは実現の危ぶまれた。
しかし、無事栃木のハウスで予約が出来たので、今年も恒例行事は実行できた。
いつになく美味しいイチゴだった気がする。
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裸足感覚ランニング
「BORN TO RUN」を読んで、裸足で走るベアフットランニングに興味を持った。
専用のシューズも購入したが、むやみに裸足で走ると怪我をするようなので入門書で基礎を学習してから練習にのぞむことにした。
この本を読んでも、少しづつ身体を慣らすのが良いようだ。
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新冒険手帳
山に登るときの遊びが増えれば、と思い読んでみた。
「災害時にも役に立つ!生き残り、生きのびるための知識と技術」とあるので、一石二鳥かと思ったが、山での遊びの面が薄かったのが残念。
とは言え、広い範囲のサバイバル技術が解説されており、気分はマスター・キートンである。
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SFで学ぶインターフェースデザイン
SF映画やアニメに出てくるインターフェースは、アプリ開発時に良く参考にする。
私と同じように考え、それを収集した本が出ているとは思わなかった。
「月世界旅行」から「第9地区」まで、様々なSF映画で登場したインターフェースを収集、分析している。
写真を見ているだけでも楽しい。
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