霞ヶ浦一周サイクリング

今年のGWサイクリングは、自然の恐ろしさを堪能した。
100キロ弱とはいえ平地なので、それほど大変ではないだろうと思っていた。
しかし、向かい風と横風の中を走るのはかなり辛かった。
終わりが見えない分、ヒルクライムよりも気が遠くなる。

土浦までは100キロもないので、高速道路も使わずに、のんびり向かうことにした
ところが、あちこちで渋滞に捕まり、遠回りもしたので、土浦駅の東横インに到着したのは、夕方だった。
茨木までの移動だけで1日かかってしまった。
夕食は予約していた「大福水産」でマグロの解体ショーと刺し身を楽しんだ。

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今回は距離があるので、いつもより早めに、ホテルのロビーに7時半に集合して出発した。
霞ヶ浦そのものはホテルのすぐそばなのだが、湖を周回する道路にはなかなか辿りつけなかった。
湖沿いの道に出たと思ったら、また市内に戻ってしまうことが何度もあった。

湖の周回道路に入ってしまえば、信号もないので快適に走れる。
メンバー4人の走るペースは違うが、iPhoneアプリの「友達を探す」を使って、お互いの位置を確認しながら走った。
これはとても便利だ。

しかし、霞ヶ浦は大きい。
海のようだ。
霞んで見える対岸まで走るのかと思うと、気が遠くなる。
アップダウンがないのであまり疲れないが、景色が変わらないので、だんだん飽きてきた。
途中、コンビニで食料を調達して、天王崎公園でランチにした。
ジェットスキーの人たちがバーベキューを楽しんでおり、そちらに参加したくなった。

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後半、風が強くなってきた。
強い横風で自転車が流されて、横を走る自動車にぶつからないか不安になる。
立っているのも辛い向かい風は、厳しい坂を登るようである。
それも、どこまで続いているか分からないので、心が折れそうになる。
たかが空気の流れなのに、自然の力は恐ろしい。
友達と二人、お互いを牽制し合うことで、なんとか走り切った。

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15時前にはホテルに到着。
96キロを走り切った。
後4キロ走れば100キロだが、とてもそんな気分ではなかった。
3人目のメンバーを待ち、到着を祝ってビールで乾杯した。
いままでで一番厳しいサイクリングだったかもしれない。
日焼け止めを塗ったにも関わらず、腕や顔が日焼けして、ヒリヒリする。

翌日は、筑波宇宙センターとつくばエクスポセンターで見学した。
残念ながら、ロケットや衛星は、ビジュアル的にはあまりカッコよくない。
もう少しデザインに凝ってくれれば、模型を買って帰るのだが。

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つくば山まで車で行ったが、ロープウェイの駐車場が満車だったので、そのまま下山した。
自転車で上り、下るには、とても厳しい道だった。
自転車で走っている人を何人か見かけたが、自動車が多い急坂の狭い道をよく下れるものだと思う。

これで、茨木の観光名所は全て制覇したと思うので、当分茨木に来ることはないだろう。(マラソン大会以外)

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