The Invation[Animorphs1]

The Invasion (Animorphs)翻訳されていない欧米で人気のYAに挑むシリーズ第二弾は「ANIMORPHS」シリーズ。
動物に変身する能力を持った少年少女が、密かに地球征服を企むインベーダーと戦う!
という、かなり懐かしい設定のSFである。
シンプルな設定だが、なかなか読ませる。
難しい単語が少ないのも嬉しい。

UFOの墜落を目撃した5人の少年少女は、搭乗していた宇宙人から地球が狙われていることを聞かされる。
地球人に味方する宇宙人が敵に殺される直前、子供たちは動物に変身する能力を与えられる。
自分たちの力に自信のないまま、子供たちは地球を狙う宇宙人を阻止するために立ち上がる。

動物に変身する能力だけ、というのは何とも心もとない。
彼らは、他の動物と接触することでDNAを取得し、その動物に変身出来る。
より強力な動物と接触するために、動物園に侵入するが、いざ猛獣に触るとなると怖くてビビってしまうのが微笑ましい。

動物に変身すると動物の大きさや筋力、五感を利用できるだけでなく、動物としての意識も味わうことになる。
敵をスパイするために犬に変身すると、犬であることの単純な幸福感に飲み込まれそうになり、敵の偵察より波を追いかけることを優先したくなったりする。

動物でいられるのは2時間までで、それを超えると人間に戻れなくなる恐れがある。
不幸な家庭に育つ少年は、動物のままでいることを選択しようとする。

子供たちは、自分の無力さを自覚しており、子供だけで宇宙人に挑む無謀さに恐れを感じる。
主人公の親友も協力を拒否する。
臆病な子供だというわけではなく、妻を亡くした父親をひとり残したくないというのが本当の理由である。

勝利とは言えない最後も良い。
このシリーズは続きを読みたくなった。

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