年末年始は特番ばかりでテレビを見ないので、DVDを観ることが多い。
そんな中で発見した1本である。
設定的には少し古いSFのティストである。
圧倒的に映像が美しい。
かなりグロテスクだが、あまりのグロさに笑ってしまいかねない。
観る人を選ぶ映画だと思う。
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月別アーカイブ: 2015年12月
新世紀SF映画100
さすがは映画秘宝と思わせるマニアックなセレクション。
どうしてこんな映画が?と思わせる作品も多い。
「映画の必修科目03異次元SF100」の続編らしく、おそらくは定番の映画はそちらで取り上げているのだろう。
聞いたこともない映画もあったので、埋もれた名作の発掘には役立った。
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GR-GIANT ROBO-
huluで発見したちょっと古いアニメ。
同じジャイアントロボでも今川版に比べると横山光輝のティストは弱めである。
現代に巨大ロボットが出現したらどうなるかということを、真面目にシュミレーションしている。
マイナーなアニメだが、もっと評価されても良いと思う。
かなり私の趣味に一致している。
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心理学の名著30
心理学系の本を読んでいると、様々な心理学の学説や実験が紹介されるが、いつ、誰によるものかわからなくなって来る。
この本を読むと、知っていた学説や実験が誰の著書で記述されているかはっきりするので、すっきりした気がする。
また、時系列に沿って解説されているので、心理学の歴史が人間の理解に関する驚きの連続だったことが分かる。
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日本人のためのクラウドファンディング入門
クラウドファンディングは、ちょっとしたアイディアを実現するためのネットを使った募金のようなものである。
マニアックなガジェットの制作ではよく見かけるようになった。
仕組みは簡単だが、実際どのように運用されているかはよく分からない。
この本では、日本での事例を多く紹介し、クラウドファンディングを成功させるノウハウを教えている。
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セルフ・コーチング入門
ビジネスの世界でもコーチングが話題になっている。
コーチを付けるにはお金がかかるけれど、自分で自分のコーチをするならタダである。
この本ではお金以外にもあるセルフ・コーチングのメリットや独自の方法を解説している。
自分一人でやってみるのはタダなので、やってみよう。
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ずっとお城で暮らしてる
恐怖小説の古典「山荘奇譚」のシャーリィ・ジャクソンの作品である。
恐怖小説と言っても、幽霊や怪物が出てくるわけではない。
人間の醜さがテーマであり、不愉快な読後感の残る小説だった。
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掟上今日子の備忘録[ドラマ版]
「化物語」のオマケについていた1話を読んだ時は、西尾維新にしては普通過ぎると思った。
放映前に公開されたビジュアルもコスプレっぽくて、見る気をなくしていた。
ところが、従姉妹に薦められて最終回近くから見てみたら、ビックリするほど面白く、huluでイッキ見してしまった。
まさか、西尾維新原作で、こんなにちゃんとしたドラマが出来るとは思わなかった。
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鹿の王
世界レベルのファンタジーを書き続ける上橋菜穂子が、医療問題を取り入れた新しいファンタジーを作り上げた。
彼女は政治、宗教、習俗を緻密に構築するファンタジーを得意としていたが、医療の要素を取り入れることで、科学的な雰囲気を持つファンタジーに挑戦している。
テロリストが生物兵器を使うのだから、SFのようでもある。
医療の持つ暗部も見逃さないところも凄いと思う。
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ビジネスモデル2025
よくある流行りのビジネスモデルを紹介する本だと思ったら、かなり奥深い本だった。
新・経済パラダイムを前提として2025年のビジネスモデルを考察している。
相対的に貨幣経済の衰退することを前提としているので、儲けるための方法を提案しているわけではない。
SFのようでもあるが、我々の生活が一変する新しい経済が既に始まっているのかもしれない、と思わせるインパクトのある本である。
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