コンピュータがネットと出会ったら

角川インターネット講座 (14) コンピューターがネットと出会ったら モノとモノがつながりあう世界へインターネットとその社会的影響について多面的に学習できる「角川インターネット講座」シリーズ。
そのテーマの豊富さと著名な執筆陣は魅了である。
本書は、その中でも今話題のIoTを扱っている。

この分野には興味があり動向をウオッチしているので、歴史と現状については、新しい発見はあまりなかった。
ただ、国産OSであるTRONの後継OSが健在であり、組込みシステムの世界では大きなシェアを占めているというのは知らなかった。
ソフトには弱いと言われる日本だが、地道に頑張っている分野もあるのは頼もしい。

IoTの普及によりインターネットに接続する機器の数が莫大になる。
現在のインターネットのインフラではその状況に対応しきれないため、新しい仕組みが模索されている。
いままで各メーカーごとに行っていたネットワーク機器の設定を標準化することで、ソフトウェア的に統合管理する方法が推進されているようだ。
古い人間からすると、Linuxサーバで行っていたサービスの機能を、高速化のために単一機能機器に落とし込んだのに、また元に戻すような気もする。
サーバをバーチャルマシンにすることで管理、変更コストが下がったように、ネットワーク機器も仮想化で運用しやすくなるようだ。

トロンプロジェクトの推進団体であるT-Engineフォーラムの調査によれば、国内の組込みシステムの約50パーセント程度がトロンプロジェクトの生み出したOSによって占められている。

本章では、将来における次世代のインターネット、ポストインターネットを構成する基盤技術としてSoftware-Defined Network(SDN)やNetwork Functions Virtualisation(NFV)などについて紹介する。

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