ひとりビジネスの教科書

ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメひとりでビジネスを行う場合のポイントが多くの分野で多岐にわたって解説されている。
ひとりビジネスを行うにあたって、必ずしも会社にする必要ではないというスタンスである。
マーケティングとITについては既知の情報が多いが、自分アピールの方法など面白いものも多い。
名刺に写真やキャッチコピー、呼んで欲しい名前を入れるなど、効果はあるだろうけど、実行するにはハードルが高い。

この本は以下のポイントで解説している。
・商品
・自分ブランド
・インターネット
・集客
・お金
・習慣
・チーム、コミュニティ
・マインド

ランダムに参考になった点を抜き出すと次の通り。

キャッシュポイントを8つ持つ。
会社からの給与だけなど、1つに頼らない。

オリジナル商品にこだわる必要はない。
他人の商品を売っても良い。
他人に売ってもらっても良い。
人は頼まれると嬉しいものだ。

商品の値付けは「松竹梅」で考える。
顧客に選択の自由を与える。
目安は10倍、10倍が良い。

セグメントを狭めた名前を付ける。
ボンドは、「木工用ボンド」と用途を絞ったことでヒットした。

屋号に「研究所」を入れるとネット検索で効果がある。

「プロフールシート」を用意すると良い。
A43つ折り程度の紙に、ミッションや趣味を書いておく。

最強の集客は「紹介」である。
自分一人で集めようとせず、「助けてください」とさわやかにズーズーしくお願いする。
紹介してもらうのを、恥ずかしがったり、ためらってはいけない。

質のいいお客さんを自分が選ぶ。
むやみに人数だけ集めると、なんでもタダで要求するお客や、クレームばかりのお客が増える。

「早起き」を習慣にする。
「日の出起き」がベスト。

【コミュニティ作りのステップ】
1.まず5人をファンにする
2.3人増やして、8人をファンにする
3.8人をさらに、大きく増やしていく
身近な人から「ファン」にして、2万人を目指す。

自分の仕事場のデスクの正面に次の2つを掲げる。
1.ミッション・ステートメント・・・ミッションを文章にしたもの。
2.ビジョン・マップ・・・ビジョンをビジュアル化(イラストや写真)したもの

【ミッションに気づく質問(フランクルの3つの質問)】
1.私は、この人生で、今、何をすることを求められているのか?
2.私のことを本当に必要としている人は誰か? その人は、どこにいるのか?
3.その誰かや何かのために、私にできることは、何があるのか?

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