リアルタイムではよく知らないけれど、岡本太郎はスゴかったらしい。
彼自身の言葉が詰まったこの本を読むと、そのギリギリの生き方に圧倒される。
さすがに彼ほど思い切ることは出来ないが、少しは近づきたいとも思う。
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月別アーカイブ: 2016年5月
know
人間の脳に<電子葉>というコンピュータが埋め込まれ、情報にアクセス出来るようになった未来。
個人情報の保護と情報へのアクセス権限により、新たな格差社会が生まれていた。
情報庁で働くエリート官僚である御野・連レは、<電子葉>を開発した恩師の依頼で女子中学生を預かることになったが、彼女は人類を超える能力を持っていた。
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太陽の黄金の林檎
久しぶりのブラッドベリ。
高校の頃に良く読んでいたのだが、今読んでみると随分イメージが違った。
言葉の使い方が独特で、詩を読んでいるような感じである。
ハマれば楽しいのだろうが、イメージを浮かべるのにかなり労力が必要になる。
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ナイスヴィル
アメリカの片田舎の町で、古代の呪いによる怪事件が発生する。
スティーヴン・キングのような設定だが、小悪党が多く登場するタランティーノの映画のような話になっていた。
何より、上下巻で何も終わっていない。
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小説仮面ライダーアギト
amazonで平成仮面ライダーシリーズの小説版の評判が良いので、ひとつ読んでみることにした。
どのライダーを選ぶか迷うところだが、オカルトっぽさが楽しかった「アギト」にしてみた。
TV版とは違う設定が楽しく、単なるノベライズでは終わらせないとする気合が感じられる。
しかし、短い。
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ズートピア
大人も楽しめるディズニー・アニメである。
現実社会に対する皮肉を多く含むスタイルは「モンスター・インク」に近く、私が好きなタイプのアニメーションだ。
ストーリーとしては、かなり王道的なバディ刑事モノで、ミステリーとしてのネタも面白い。
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「めんどくさい」がなくなる本
「本を読むのもめんどくさい」人にも読ませようという本である。
めんどくさい原因を分析し、様々な対策を提案している。
最後には「幸せになる方法」に行き着いている。
手軽な方法も多いので、日常生活で試してみたくなる。
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ストーリー思考
神田昌典による新しい発想法の紹介である。
彼の手法としては珍しく、論理よりも非論理的な発想法に重点を置いている。
大きな発想の転換には、無意識の支援が必要だということだろうか。
一読で理解するのは難しく、自分でやってみて、体感するしかないタイプの手法である。
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