どうやって読書を効率的に仕事に生かすか解説した本である。
私は効率ばかりを重視しているわけではないが、やっていることはちょっと似ている。
ただ、「外資系コンサル」という枕詞は、いい加減不要だと思う。
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月別アーカイブ: 2016年6月
モチベーションが上がるワクワク仕事術
いかに仕事を楽しくするか、そのノウハウが書かれた本である。
「仕事を楽しく」するというのは、「楽をする」のとは違う。
ハードワークが要求される現代では、楽しくないと続けることが出来ない。
だからこそ、真剣に楽しもう。
という考え方が背景にある。
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物語ること、生きること
「どうやったら作家になれますか?」という質問に答えるために、上橋菜穂子が半生を語った自伝である。
子供の頃に影響を受けたものから、文化人類学と作家の二足のわらじを履くことになった経緯が、柔らかい語り口で書かれている。
プロの作家は物語が降ってくるのを待っている、というのも興味深い。
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パンドラの少女
少女を主人公にしたゾンビ小説である。
ゾンビものには、ゾンビの視点で語れれる分野があるが、ロメロ系ゾンビ映画の好きな私にはどうもしっくりこない。
しかし、この小説では、健気な少女を主人公にしたことで、うまいバランスとなっており、楽しませてくれる。
大好きな先生を食べてしまわないように、身体を拘束するように、自ら申し出るのだ。
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10クローバーフィールド・レーン
POVの怪獣映画「クローバーフィールド」の続きかと思ったら、全く関係なかった。
サイコな密室ミステリーなのだが、ラストで驚くべきオチが待っていた。
それにしても主人公の女性が強すぎる。
最初は思い切りの良さに感心するが、最後に方になると、極端な冷静さにリアリティがないと思ってしまう。
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アイデア・ハンター
アイディアは考えるものではなく、探して来るものだ、という発想が面白い。
だから「アイディア・ハンター」なのだ。
本書では、「アイディア・ハンター」になるためのルールが、著名な発明家やビジネスマンの例を交えながら語られる。
アイディア発想法も良いが、行き詰った時には、狩りに出るのも良いかもしれない。
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ポジティブ心理学 21世紀の心理学の可能性
ポジティブ心理学の最新動向を知りたくて、大学で使われる教科書的な本を読んでみた。
しかし、最新のトピックというよりも周辺情報が多くて、期待していたものとは違った。
学問の世界でも、新しいトレンドは、色々と軋轢を生むようだ。
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デッドプール
元々アメコミの映画化とは相性が良くない。
今までも幾つか観て来たが、気に入ったのは「アイアンマン」と「ウォッチメン」くらいだった。
しかし、デップーことデッドプールは、普通のアメコミ・ヒーローとは全く違うと聞いていた。
エロくて、グロい、それ故に本国アメリカでも子どもは観られない映画である。
噂に間違いはないのだが、残念ながら私の趣味ではなかった。
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