前回の5はそこそこ盛り上がっていたが、予告編を見る限り今回は全く期待出来なかった。
それでも、ここまで来たのだから、お付き合いでも見ないわけにはいかないファイナルである。
まあ、頑張っていた気はするが、1や2のレベルの高さには遠く及ばない。
シリーズ通して、同じ脚本家、監督なのに全然整合性が取れていないなあ。
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月別アーカイブ: 2016年12月
黒い波
いまどき珍しい動物パニック小説である。
ネタは蜘蛛だ。
特にヒネリもなく、ある意味古典的な小説となっている。
安心して読める。
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昆虫は最強の生物である
地球における生命の歴史を、昆虫を中心に解説している。
生命の歴史は、どうしても人間中心か、哺乳類中心となりがちだが、地球上に生息する種の多さから言えば、昆虫の方が圧倒的に多い。
この本では、5億年前から現代に至る、昆虫の変化と繁栄の歴史が語られている。
その多様な戦略には驚くばかりだ。
読んでいて楽しいけれど、一度読んだだけでは覚えきれない情報量である。
何度か読みかえしたい本である。
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自分を鍛える!
1835年に書かれた自己鍛錬書の古典である。
よく知られていることが多いが、こちらがオリジナルなのだろう。
観念的な話だけでななく、日々実践できるノウハウも紹介されている。
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熊と踊れ
早川書房イチ押しの北欧ミステリー。
派手なギャングアクションかと思ったら、家族と暴力がテーマの重い小説だった。
上下2巻の物量もさることながら、全編を緊張感が貫いているので、読んでいて疲れた。
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ゴッド・ガン
ワイドスクリーン・バロックの巨匠ベイリーによる短編集。
ワイドスクリーン・バロックは1980年代のサイバー・パンクのムーブメントだから、40年近く前に一世を風靡した作家だ。
膨大な知識に裏打ちされたホラ話は、この本でも健在だった。
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シャドウ・ストーカー
人間嘘発見器キャサリン・ダンス・シリーズの最新刊。
今回は、女性カントリー・シンガーを狙うストーカーの話である。
どんでん返しの職人ディーヴァーの作品なので、ネタバレをしてはこれから読む人に申し訳ない。
でも、ネタを明かさずに感想を書くのも難しい。
相変わらず見事なミスリードだった。
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