信仰に基づくハードSF、らしい。
最新のSFであるせいか、読んでいても状況をイメージするのが難しい。
何が起こっているのかよく分からないのだ。
科学の力で蘇った吸血鬼や複数の頭脳が繋がった超知性など、ガジェットは面白いのだが、話が頭に入ってこない。
ちなみに「ブラインド・サイト」の続編である。
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月別アーカイブ: 2017年2月
あなたの体は9割が細菌
肥満、免疫異常、うつ病と言った21世紀病は、体内の細菌のバランスが崩れたことが原因かもしれない。
抗生物質は偉大な発明だが、抗生物質の多用は、体内の必要な細胞さえも殺してしまっている。
体内の細菌は、人類と長年に渡り共生してきたひとつの器官のような存在である。
体内細菌の観点から人間の健康を考える斬新な視点の本である。
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しあわせの理由
現代SFと言えばグレッグ・イーガンという気がするが、しかし、いままで読んだ本で、これはというモノがなかった。
ということで、イーガン初心者にもお勧めな短編集を読んでみることにした。
悪くはないのだが、私にとっては、もっと読んでみたい作家ではなかった。
現代物理学の最新理論を使ったのであろう設定が、ムダに難しい気がするし・・・
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劇場版 虐殺器官
待ちに待った伊藤計劃デビュー作の劇場版アニメーションである。
しかし、あまりに渋すぎる。
原作通りなのかもしれないが、華がないのでヒットは望めないだろう。
それが悪いという訳ではないが。
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アイスクライミング講習
アイスクライミングの初心者講習に行ってきた。
アイスクライミングとは、氷の壁を靴の爪とピッケル(アックスと言う)で穴を開けながら登る遊びである。
去年は膝の故障で行けなかったが、今年は念願かなって参加出来た。
道具なしで岩壁を登るフリークライミングとは違う難しさがあり、なかなか奥が深い。
でも、何度もやるには出来る場所が遠過ぎる。
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進化とは何か
有名なドーキンスによる子供向けのレクチャーをテキスト化したものである。
「利己的な遺伝子」のドーキンスは、伝説的人物なので、かなりむかしの人かと思っていた。
宗教に対する攻撃が激しいのに驚いた。
日本人には何でもないが、欧米では問題になったことだろう。
全体的には良く知られている理論の説明だったが、個々の事例や紹介の仕方が面白い。
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本当にわかる心理学
占いの延長のように心理学を紹介しているのかと思ったら、心理学を一般的な分類ではなく、方法論に着目した独自の分類で紹介する、なかなか硬派な本だった。
紹介されている理論や実験は、有名なものがほとんどで物足りないところもあるが、入門書としては良い本だと思う。
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風が強く吹いている
私はマラソンランナーであるが、駅伝には興味がない。
やはり、ひとりで走るのが気楽で良いと思っている。
10人でタスキを繋ぐ駅伝は、チームスポーツである。
それ故にスポ根の絶好の素材でもある。
この小説は、ぼろアパートに住んでいた個性豊かな10人が箱根駅伝を目指すスポ根小説である。
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アイ・イン・ザ・スカイ
「戦争は会議室で起こっている」という映画だった。
イギリスとアメリカの連合チームがケニアで指名手配のテロリストを発見する。
ドローンによる爆撃でテロリストを殺すことが出来るが、彼らが潜伏する家の前では少女がパンを売っており、爆撃を実行した場合、彼女が被害を受けるのは確実である。
さあ、どうする、というドラマである。
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