アイデア大全

アイデア大全――創造力とブレイクスルーを生み出す42のツールアイディア手法の収集が趣味のようになっている気がする。
まずは、実践しなければ。
この本の特徴は、ノウハウの紹介だけでなく、歴史的背景を解説しているところである。
読み物としても面白い。

この本では、11の分類で42の手法を紹介している。

【自分に尋ねる】
01バグリスト
02フォーカシング
03TAEのマイセンテンスシート
04エジソン・ノート
05ノンストップ・ライティング

【偶然を読む】
06ランダム刺激
07エクスカーション
08セレンディピティ・カード
09フィンケの曖昧な部品

【問題を察知する】
10ケプナー・トリゴーの状況把握
11空間と時間のグリッド
12事例ーコード・マトリクス

【問題を分析する】
13P.K.ディックの質問
14なぜなぜ分析
15キプリング・メソッド
16コンセプト・ファン
17ケプナー・トリゴーの問題分析

【仮定を疑い】
18仮定破壊
19問題逆転

【1から複数へ】
20ルビッチならどうする?
21ディズニーの3つの部屋
22ヴァーチャル賢人会議
23オズボーン・チェックリスト

【組み合わせる】
24関係アルゴリズム
25デペイズマン
26さくらんぼ分割法
27属性列挙法
28形態分析法

【矛盾から考える】
29モールスのライバル学習
30弁証法的発想法
31対立解消図

【アナロジーで考える】
32バイオニクス法
33ゴードンの4つの類比
34等価変換法
35NM法T型
36源内の呪術的コピーライティング
37カイヨワの<対角線の科学>

【パラフレーズする】
38シソーラス・パラフレーズ
39タルムードの弁証法

【待ち受ける】
40赤毛の猟犬
41ポアンカレのインキュベーション
42夢見

やはり無意識を味方につけるため、偶然を利用する方法が多くみられる。
アイディアを発想するには、無意識の利用が王道のようだ。

この中でも、手軽で試してみたくなるのは「エクスカーション」である。
ちょっと、試してみたが、なかなか面白い。
でも、自分の武器とするためには、回数をこなす必要がある。

07.エスカレーション
[用途と用例]
・短時間で大量のアイディアを得たいとき。
・最初のアイディアを生み出すのに躊躇するとき。

[レシピ]
1.「◯◯についてのアイディアがほしい」といったテーマを決めておく。
2.「△△づくし」づくり。テーマとは無関係なもののリストをつくるために、カテゴリーを1つ選び、そのカテゴリーに属するものをできるだけたくさん書き出す。思いつかなくなり、手が止まってしまったら3へ進む。
・よく使われるのは「動物」「場所」「職業」
・既存の辞典を使う方法もあるが、自分で書き出したリストの方がアイディアは出しやすい。
3.2でつくったリストから、1つずつ選び、思い浮かぶことを書き出しながら、テーマと組み合わせてアイディアを考える、その際、すぐに考えつかなければ、パスして次のリストへ進む。
4.リストを使い果たしてもまだ、さらにアイデイアが欲しい場合は、2へ戻って別のグループのリストづくりから繰り返す。

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