久々にSF映画を観た気がする。
SF的アイディアと映像表現が見事にマッチしている。
ハリウッド的なアクション映画ではなく、このような映画がもっと増えてくれれば良い。
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月別アーカイブ: 2017年5月
天冥の標
小川一水による未来史シリーズの第1巻。
地球から遠く離れた植民星では、テクノロジーが失われ、改造された人間と異星生命体が同居するファンタジーのような世界になっていた。
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巨神計画
古代に世界中に埋められたロボットの部品を発掘する!
この設定を聞いてワクワクしない日本男児はいないだろう。
作者はグレンダイザーにインスパイアされたようだが、内容的には横山光輝のマーズに近い。
インタビューを中心にした作風も、無駄がなく、引き込まれる。
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ぼくが死んだ日
深夜の道で車を運転していると、道に迷ったらしい女の子を拾い、乗せることになる。
気がつくと、女の子は消えていた。
典型的な怪談のような状況から始まるこの物語は、主人公の高校生マイクを更に不思議な世界へ誘う。
しかし、怖い話ではなかった。
若くしてこの世を去った子供たちの語る多くの悲しい物語だった。
読後感が爽やかなのは、恨みを語るのではなく、他人を庇って亡くなった勇気ある子どもたちだからだろう。
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スプリット
女子高生を誘拐した犯人は、23の人格を持っていた、というアイディアはそそるものがある。
やはり、シャマラン得意のワンポイント・アイディアの映画だった。
嫌いではないが、強引で、広がりがないと感じてしまう。
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ポジティブ心理学が1冊でわかる本
タイトル通り、ポジティブ心理学について包括的に説明している本である。
ポジティブ心理学では、現在どのようなテーマがホットか理解できる。
そして、ポジティブ心理学の現状について、批判的なところもあり、現在の理論が絶対ではないとしている姿勢に好感が持てる。
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スペース金融道
ナニワ金融道の宇宙版かと思ったら、なかなかSFしているコメディだった。
新星金融は、相手が人工生命だろうが、惑星だろうが融資し、どんな手段を使っても取り立てる。
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「先延ばし」にしない技術
成功に必要なのは「実行力」だ。
「実行力」こそが、真の競争力だ。
そして、「実行力」は技術であり、学習可能である。
これがこの本の基本的な考え方である。
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無限の書
舞台がアラブの架空の街というのが面白い。
登場人物たちの価値観や文化が西洋とは異なっている。
世界幻想文学大賞を受賞した作品で、SFとファンタジーのハイブリットという売りだが、ファンタジー寄りだと思う。
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