コンサルタントとしては、一応インフラ系の担当なので、たまに現在のトレンドを確認しておく必要がある。
そういう時に、いまの流行りをコンパクトにまとめたこのような本は重宝する。
浅すぎず、深すぎない適度な解説はが私には丁度良い。
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月別アーカイブ: 2017年6月
ロバート・アレンの実践!億万長者入門
この本は、資産形成に関する古典である。
お金に関する多くの著作が、この本の影響を受けている。
内容的には古いところもあるが、根本的な考え方は今でも有効だと思う。
ただ、著者が強力に推している不動産投資は、敷居が高いと感じてしまう。
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謙虚なコンサルティング
この本での主張は、コンサルタントは、お客さんの問題解決のお手伝いに徹しなさい、ということだ。
コンサルタントと付き合いのない人には分かりにくいが、コンサルタントは、専門家として問題解決の方法を提案しがちである。
しかし、それは間違いである、と著者は言っている。
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タロットの秘密
タロットカードについての怪しい解説書かと思ったが、そうではなかった。
タロットカードの歴史についての冷静な評価が中心であり、何よりも驚いたのは、タロットカードは本来トランプのようなゲームのためのアイテムであり、その神秘性はあとから付加された、ということだった。
オカルトは普通、その大元に神秘性を求めるものだが、スタートには意味がなかった、と認めるのは潔い。
むしろ、だからこそ、今のような神秘的な定番アイテムとなった理由が気になってくる。
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宇宙探偵マグナス・リドルフ
ジャック・ヴァンスによるユーモアSFである。
主人公である白髭の老紳士マグナス・リドルフは、宇宙探偵というよりもトラブルシューターである。
顧客からの依頼を受けて、またはたまたま巻き込まれて、リドルフ独特のセンスで問題を解決する。
しかし、問題が拡大することも多く、彼自身がトラブルを作っている気もする。
欲深い関係者をやりこめるリドルフの活躍は、読んでいて心地よい。
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ロボット・イン・ザ・ガーデン
大人になれない男がポンコツロボットを連れて旅に出る。
ロードムービーのような心温まる話だ。
いま一番映画にしたい小説に選ばれたらしい。
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お金の増やし方・守り方
行動経済学の知見を使って、お金を増やす習慣を作ろう、悪い業者に騙されないようにしよう、という本である。
行動経済学の本は結構読んでいるので、知っていることが多かったが、貯金と保険の役割の違いなどは、とてもためになった。
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響鬼探究
平成仮面ライダーシリーズの中でもひときわ異色だったのが「仮面ライダー響鬼」である。
見た目には全く仮面ライダーに見えないし、実は修行して鬼となった主人公たちが妖怪と戦うのだ。
途中から監督が変わったため、全く雰囲気が変わってしまった。
私としては、監督が変わる前の雰囲気が好きだ。
平成仮面ライダーシリーズの中で、一番好きかもしれない。
本書は、そういう人を集めて作った、やたら豪華な同人誌である。
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あとは野となれ大和撫子
中央アジアの小国で、戦災孤児となった日本人の女の子ナツキは、大統領の後宮で生活することになる。
かつては日本の大奥のような存在だった後宮は、新しい大統領の時代になってから女性の教育機関となっていた。
後宮で育ったナツキは、同じ年代の女の子たちと楽しく暮らしていた。
しかし、大統領が凶弾に倒れた時、彼女たちの生活は大きく変わった。
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地を穿つ魔
クトゥルーの眷属邪神群と戦うオカルティスト、タイタス・クロウ・サーガの第1作目である。
このシリーズは、古典的な雰囲気を持ちながら、出版された1967年当時における現代的な工夫が盛り込まれている。
巻末の解説にあるように、日本で一世を風靡した伝奇小説と同じ構造だが、イギリスらしい衒学的な描き方になっている。
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