ITアーキテクトのバイブル2017-2018

ITアーキテクトのバイブル 2017-2018 (日経BPムック)コンサルタントとしては、一応インフラ系の担当なので、たまに現在のトレンドを確認しておく必要がある。
そういう時に、いまの流行りをコンパクトにまとめたこのような本は重宝する。
浅すぎず、深すぎない適度な解説はが私には丁度良い。

本書では、以下のような構成でトレンドを解説している。

  • クラウドの新常識
  • 人工知能の破壊力
  • IoT本番
  • セキュリティの心技体
  • 「開発レス」再加速
  • どうする?塩漬けシステム
  • どうする?塩漬けDB
  • 技術リスク攻略法
  • テスト爆発に勝つ!六つの流儀
  • バグなしレビューのススメ
  • ITアーキテクト7つの行動原則

興味のある分野とない分野が混在しているが、お客さんの運用環境を検討しているので、クラウド関係のトピックが特に役に立つ。

クラウドの新常識
・マルチクラウドの台頭(複数クラウドサービスの組み合わせ)
・コスト削減できない。
 クラウドサービス料が高い。
 電気代等のコストが比較しづらい。
 ユーザ企業の運用の手間が増える。
(コスト削減のための状況確認が必要)
・サーナやOSなどのインフラ更新を定期的に行わなくて済む。
・セキュリティを自社で管理できないことが内部統制上問題
・インフラエンジニアの消失。クラウドで見積のために必要だが
・クラウドベンダーの「撤退リスク」は既に顕在化

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