コンサルタントとしては、一応インフラ系の担当なので、たまに現在のトレンドを確認しておく必要がある。
そういう時に、いまの流行りをコンパクトにまとめたこのような本は重宝する。
浅すぎず、深すぎない適度な解説はが私には丁度良い。
本書では、以下のような構成でトレンドを解説している。
- クラウドの新常識
- 人工知能の破壊力
- IoT本番
- セキュリティの心技体
- 「開発レス」再加速
- どうする?塩漬けシステム
- どうする?塩漬けDB
- 技術リスク攻略法
- テスト爆発に勝つ!六つの流儀
- バグなしレビューのススメ
- ITアーキテクト7つの行動原則
興味のある分野とない分野が混在しているが、お客さんの運用環境を検討しているので、クラウド関係のトピックが特に役に立つ。
クラウドの新常識
・マルチクラウドの台頭(複数クラウドサービスの組み合わせ)
・コスト削減できない。
クラウドサービス料が高い。
電気代等のコストが比較しづらい。
ユーザ企業の運用の手間が増える。
(コスト削減のための状況確認が必要)
・サーナやOSなどのインフラ更新を定期的に行わなくて済む。
・セキュリティを自社で管理できないことが内部統制上問題
・インフラエンジニアの消失。クラウドで見積のために必要だが
・クラウドベンダーの「撤退リスク」は既に顕在化
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