地獄の門

地獄の門 上 (竹書房文庫)生物学者冒険家vsナチス・日本軍vs吸血鬼という、よく分からないがワクワクする組み合わせのアドベンチャー小説である。
吸血鬼が予想外に小ぶりだったのもあって、似たうような雰囲気の名作「ザ・キープ」には遠く及ばなかった。
しかし、読みやすく、楽しめる小説ではある。
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槍ヶ岳

久しぶりにむかしの会社の登山部の山登りに参加した。
7月は天候が悪く、槍ヶ岳登山が中止になってしまったので、今回はその復讐戦である。
でも、9月の方が歩くには暑過ぎず良かったように思う。
参加者は7月の10名から3名減って7名だった。

槍ヶ岳は有名な山で、登山者の憧れらしい。
確かに、日本とは思えない絶景の山だった。
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Gene Mapper

Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)「オービタル・クラウド」の藤井太洋のデビュー作。
Amzon Kindleで自費出版したものがヒットし、紙の本になった作品である。
新しい作家デビューの形だと言える。
すべての作物の遺伝子が人為的にデザインされる時代、改変された遺伝子の謎を追うサスペンス小説。
技術的な設定が細かく、リアルな未来世界が描かれている。
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エイリア:コヴェナント

エイリアン:コヴェナント アート&メイキング何だか分からなかったエイリアンの前日譚「プロメテウス」の続編。
テーマに共感は出来ないが、「プロメテウス」よりは分かり易い内容となっている。
このシリーズに、もはやストーリーは期待していないが、やはり美術は良い。
リドリー・スコットのSF映画は、美術だけでも観る価値がある。
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人類の未来

人類の未来―AI、経済、民主主義 (NHK出版新書 513)現代の知の巨匠へのインタビューのシリーズである。
インタビューの相手があまりに有名な、伝説的人物なので、「まだ生きていたのか!」という驚きがある。
本書でも、人間に生来言語機能があるという説を唱えたチョムスキー、太陽のエネルギーをフルに利用する計画ダイソン環のダイソンなど、歴史的人物が登場している。
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熱帯アジア動物記

フィールドの生物学1 熱帯アジア動物記 フィールド野生動物学入門この頃、フィールド研究に興味がある。
いまさらフィールド研究をする研究者になろうとは思っていないが、フィールドで研究する科学者たちの記録は、冒険小説としても楽しめる。
フィールド研究の本を探していたら、「フィールドの生物学」というシリーズを発見した。
シリーズ1冊目は、アジア圏での野生動物の観察と保護についてだった。
読んでみると、生物学的な説明よりも、研究者の現地での苦労や工夫の方が面白かった。
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脳はなぜ「心」を作ったのか

脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説 (ちくま文庫)「心」すなわち「意識」がなぜ作られたかを進化の観点からシンプルな仮説を提示している。
とてもわかり易く、納得のいく仮説なのだが、本当にこの通りなら、人間の神秘性が失われ、少し残念だ。
しかし、マービン・ミンスキーの「心の社会」以来のパラダイム・シフトと言える考え方である。
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いちばんやさしい人工知能ビジネスの教本

いちばんやさしい人工知能ビジネスの教本 人気講師が教えるAI・機械学習の事業化 「いちばんやさしい教本」シリーズこの「いちばんやさしい」シリーズは、なかなか良書が多い。
入門書なのだが、深い部分もちゃんとフォローしている。
この本も独自の視点が面白い。
ブームということもあり人工知能に関する書籍は多いが、ビジネスへの適用を検討にフォーカスし、法的問題に力を入れているのはこの本くらいだろう。
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