ライフハック大全

ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250ライフハックは興味のある分野なので、まとめた本があるとつい読んでしまう。
多くの本を読んでいると被っているテクニックも多いのだが、著者独自の視点もあって面白い。
しかし、コレクターになってしまい、実行が伴わないと本末転倒だなあ、とも思う。

この手の本を読んで思うのは、ライフハックは、科学というよりも「お婆ちゃんの知恵袋」に近いのかもしれないということだ。
多くの人で実験をして、統計的に優位だった方法ではなく、著者が実施してみて効果がありそうな方法が解説されているからだ。
それでも、だからこそ、興味のあるテクニックをピックアップして、実際に自分で実施してみるしかない。
そのテクニックが有効かどうかは、個人によって異なるからだ。

というわけど、本書の中で試してみたいと思ったテクニックをピックアップすると、以下の通り。

最初は、たとえば映画を見ても「楽しい」「つまらない」ほどの粗い表現しか出てこないかもしれません。しかし回数を繰り返すうちに、楽しいと喜ばしいの間や、退屈と無関心の間といったように、微妙な感情を意識し、書き留めることができるようになります。
こうしてアウトプットの解像度を高めることが、自分にしか表現できないアイディアを表現するための基礎となるのです。

時間は分・秒まで正確に意識する
測定をすることで、私たちは時間をより細かく意識することができるのです。

「毎日やっていること」を測るルーティン・メモを作る
時間を正確に意識すれば、時間は増やすことができるのです。

このようなプロとして仕事をするために、スティーブンは作業を始めるときの流れを「儀式」することを勧めています。
同じ時間に席につき、同じ手順でファイルを開き、レジスタンスを昨日退けたのと同じ順番で、作業にとりかかります。もし今日、うまくいかなかったならば、そのことで自分を責めることはやめ、次の日の打席にために調整を計画します。

ToDoリストは、「やるべきこと」と「できればいい」ことは分ける。

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