映画「レディ・プレイヤー・ワン」の原作である。
映画が面白かったので、原作がどれほどのものか確かめたくて、読んでみた。
しかし、こういう読み方は良くない。
結局、映画との違いを確認する間違い探しのようになってしまった。
続きを読む ゲーム・ウォーズ
月別アーカイブ: 2018年4月
ダークネット・ダイヴ
ディストピアにおける少年少女の冒険物語。
いわゆるYA(ヤング・アダルト)分野の小説である。
ヴァーチャル・リアリティとビルの間を飛びまわる「パールク」が特徴のSFだ。
レディ・プレイヤー・ワンとダブるところもあるが、こちらの方が肉体派。
続きを読む ダークネット・ダイヴ
レディ・プレイヤー1
特撮、アニメ、ゲームファン向けのごった煮の映画である。
80年代オタクの作ったVRゲーム世界で、世界の覇権を得られる鍵を巡って盛大なゲームが繰り広げられる。
説明するにはネタバレは避けられないので、この先は映画を観てから読んでください。
とても追いきれない80年代ネタの洪水だが、私のツボは「シャイニング」でした。
続きを読む レディ・プレイヤー1
これからの世界をつくる仲間たちへ
メディアアーティストでありコンピュータ研究者でもある落合陽一による、AI時代の生き方の指南書である。
現代は魔法の時代である、という認識は面白い。
便利になった現代だが、その仕組みを知る人は少なくなった。
仕組みは分からないが、便利に使える現代のテクノロジーは魔法そのものである。
アーサー・C・クラークが提唱した時代に突入したと言うことだ。
そんな時代では、魔法にかけられる人ではなく、魔法をかける側になれ、というのが著者の主張だ。
続きを読む これからの世界をつくる仲間たちへ
CIOハンドブック
CIO向けの網羅的なガイドブック。
NRIらしく、扱っている範囲は広く、まとまっている。
姑息なまでに時事ネタが入っている。
「デジタル」という新しい括りに違和感がある。
しかし、本来IT部門がやるべきことが出来てこなかったので、独立させたのも分からなくはない。
続きを読む CIOハンドブック
悲終伝
まさか本当に終わるとは思わなかった。
西尾維新のことだから、最後の最後で新シリーズの予告が入るのではないか、と疑っていた。
かなりアクロバティックな展開ではあるが、無事「伝説」シリーズは終了した。
とても長い道のりだった気がする。
巻数自体はそんなに多くないのだが、1冊が長いので、とても沢山読んだ気がする。
続きを読む 悲終伝
平成特撮の夜明け
平成に入って一時ブームにもなった昭和の特撮映画・テレビシリーズについて、関係者へのインタビュー集である。
平成ガメラと平成仮面ライダーは好きだが、他は興味がないので、読んでいてもあまり盛り上がらなかった。
続きを読む 平成特撮の夜明け
ゴースト・ハンターズ完全読本
タイトルは、「ゴースト・ハンターズ完全読本」だが、ほとのど「事件記者コルチャック」のファンブックである。
近頃ヒットした「死霊館」のウォーレン夫婦の解説も多い。
全体的に翻訳家尾之上浩司の趣味の本、という感じである。
続きを読む ゴースト・ハンターズ完全読本
ジュマンジ/ウエルカム・トゥ・ジャングル
ゲーム「ジュマンジ」の世界に取り込まれてしまった高校生4人は、元の世界に戻るために力を合わせてゲームをクリアしなければならない。
元の自分と真逆のキャラクターに割り当てられたことに戸惑いながら、それぞれの特技を駆使し、ジャングルの中でゴールを目指す。
バカバカしく、シンプルな映画だが、楽しく、そして感動的でもある。
意外な拾いものだった。
続きを読む ジュマンジ/ウエルカム・トゥ・ジャングル
Alexaスキル制作テクニック
Amazon Echoを買ってみたが、万能リモコンと組み合わせるとなかなか便利である。
Amazon Echoのプログラムは誰でも開発と公開が出来るようなので、ちょっとやってみたくなった。
本家の開発者サイトでも学習用のページがあるのだが、既にサンプル画面と実際の開発画面が違ってきている。
仕方なく、開発の解説本を探したら、まだ日本語では2冊しかなかった。
そのうち、解説している範囲が広そうなのがこちらである。
続きを読む Alexaスキル制作テクニック