ジュマンジ/ウエルカム・トゥ・ジャングル

ポスター/スチール写真 A4 パターン1 ジュマンジ・ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル 光沢プリントゲーム「ジュマンジ」の世界に取り込まれてしまった高校生4人は、元の世界に戻るために力を合わせてゲームをクリアしなければならない。
元の自分と真逆のキャラクターに割り当てられたことに戸惑いながら、それぞれの特技を駆使し、ジャングルの中でゴールを目指す。
バカバカしく、シンプルな映画だが、楽しく、そして感動的でもある。
意外な拾いものだった。

ジュマンジは以前も映画化されており、この作品は2作目である。
前作ではボードゲームだったが、今作ではテレビゲームになっている。
それでも1990年代のゲームがベースになっているので、ゲームの構造はシンプルで、分かり易い。
悪者が奪った宝石を元に戻すのが勝利条件。
ライフは3つある。
それぞれのキャラクターには、特技と弱点があり、力を合わせないとイベントをクリア出来ない。

ゲームの中で、自分の胸を叩くと空間にメニューが表示され、自分の特技と弱点が表示される。
弱点にケーキなどがあるのが笑えるが、本当に深刻な弱点だったりする。

弱虫なオタク、筋肉バカ、自撮り大好き自己中女、批判好きな優等生の4人が居残りを命じられ、部屋の掃除中に発見したテレビゲームを始めると、ゲームの世界に取り込まれてしまう。
ゲームの世界では、本来の自分と全く逆のキャラクターになっている。
オタクはマッチョなヒーローに、筋肉バカは小柄な荷物運びに、自己中女は中年デブのおっさんに、優等生はセクシーな女戦士に。
この物語の良いところは、いつもの自分と全く違う立場になることで、相手の視点で物事が見られるようになっていくことだ。
オタクはマッチョでも勇気が出るとは限らないことを、筋肉バカは弱者の立場を、自己中女は見た目がすべてではないことを、優等生は感情を出すことを学んでいく。

テンポが良く、サスペンスと笑いが上手く盛り込まれている。
自己中女が優等生にセクシーさで男を騙す方法を講習しているシーンで、劇場内では一番笑い声が起こった(主に女性)。
ラスト近くのシーンは感動的で、まさかこのバカ映画で感動するとは思わなかった。

女戦士を見たことあると思ったら、ドクター・フー5のコンパニオンだった。
立ち姿がカッコいい。
思わず、家に帰ってからドクター・フーを観直した。

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