起業の科学

起業の科学 スタートアップサイエンス「スタートアップ」にフォーカスした研究書である。
「起業」ではなく「スタートアップ」というところがポイントだ。
スタートアップ時に注意すべきことをフレームワークで解説している。
オリジナリティのある方法論が図解で説明されており、分かりやすい。

「スタートアップ」とは、誰も探していないところでビジネスを起こし、爆発的な成果を上げるビジネスのスタイルである。
単純に事業を始める「起業」とは異なる。

「スタートアップ」にアイディアを考え、ブレイクするまでの手順を以下の構成で説明している。
・アイディアの検証
・課題の質を上げる
・ソリューションの検証
・人が欲しがるものを作る
・スケールのための変革

「スタートアップ」にフォーカスしているので、他にはない視点が提示されている。
・自分ごとの課題を解決せよ
・重要なのは製品ではなく課題
・誰が聞いても良いアイディアは避ける
・スタートアップは極端に直感に反する

著者の経験と研究に裏打ちされて方法論は独自性と説得力がある。
スタートアップをやることがあったら、もう一度読んでみよう。

スタートアップは誰が聞いても良いアイディアを選ぶべきではない
・誰が聞いても良いアイディア
・他の企業も検討している
・市場が競合で混み合う
・リソースやオペレーション、製品価格の戦い
・リソースが多い大企業が有利
・リソースが少ないスタートアップは圧倒的に不利
・スタートアップは負けてしまう

モノづくりができるスキルは貴重で、価値があるものだ。だからこそ、そのリソースを無駄遣いしてはいけない。無駄遣いしないためには、「自分たちが作りたいから、そのプロダクトを作る」という呪縛から抜けることだ。この呪縛にはまってしまうスタートアップがあまりにも多い。

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