科学の進歩により、人間の機能は拡張しつつある。
義足のランナーは、普通の足のランナーよりも早く走れるようになってきている。
また、スマートフォンやウェラブルコンピュータは、人間の機能の拡張とも言える。
本書では、科学技術が現在、人間の機能をどのように拡張しているか、またその先はどうなるのか考察している。
物理的機能だけでなく、認識面に踏み込んでいるのも面白い。
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月別アーカイブ: 2018年7月
巨流アマゾンを遡れ
高野秀行のルポルタージュは、どれを読んでも楽しい。
麻薬を栽培している村で生活するなど、やっていることはハードだが、どこかのんびりしている。
あまり計画性がなく、行き当たりばったりに見える。
だからこそ、思いがけない出会いがあったりするのだろう。
日本で、それなりビジネスの世界で生きていると、この無計画さに憧れるところがある。
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「幸せをお金で買う」5つの授業
「いかにお金を稼ぐか」という本は多いが、この本は「いかにお金を使うか」についての本である。
また、「いかに経済的にお金を使うか」ではなく「いかに幸せになるためにお金を使うか」がテーマである。
考え方はポジティブ心理学に近い。
ボランティアや寄付について、当然のように書かれているのもアメリカらしい。
他人のためにお金を使うのは、人を幸福にするようだ。
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未来の年表
人口動態の統計を元に、日本の未来を予想する、読んでいて暗くなる本だった。
人口動態は長期的傾向であり、そうそう変わるものではないので、この予想もかなり正しいのだろう。
現実として受け止めるしかない。
予想だけではなく、著者なりの対策も提示している。
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金色天化
古代から伝わる化粧を施すことで、肉体と精神を極限まで高めることができる秘術「天化」。
新潟の田舎で「天化」の伝統を守りながらひっそり暮らしていた姉弟が、「天化」の技術を悪用した犯罪に立ち向う。
とっても、マンガ的、アニメ的な設定だが、書き下ろしの小説である。
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世界征服マニュアル
「世界征服マニュアル」と銘打っているが、世界を征服するためのノウハウを語っている部分は少ない。
それよりも、世界情勢や科学についての豆知識が面白く説明されている。
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ネットワークプロトコル 最強の指南書
たまにコンピュータ関係の知識を棚卸ししないと、変化の早い業界ではついていけなくなってしまう。
そんな時この「最強の指南書」はちょうど良い。
図解が多く、シンプルにまとまっている。
特定の分野の知識を、専門的過ぎず、かといって初心者専用ではなく、最新の知識を解説している。
本書もネットワークプロトコルだけに絞り込んだ、ある意味マニアックな本になっている。
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彼女がエスパーだったころ
この頃の日本のSF作家もなかなか面白いものを書いている。
そんな中で注目している作家の一人が宮内悠介である。
本書は、宮内悠介の少し前の短編集だ。
エスパーテーマというよりも、超常現象の解明が中心になっている。
この頃、新しい人の名前が覚えられないのが困ったものだ。
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ジェラシック・ワールド/炎の王国
正直期待していなかった。
前作「ジェラシック・ワールド」同様、制御の効かなくなった恐竜が大暴れするだけの映画だと思っていた。
ところが、これが面白かった。
「ジェラシック・パーク」の1作目の次に好きな作品になった。
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接触
主人公は、人に接触することで、その人の身体に乗り移ることが出来る「ゴースト」である。
なんと安易なアイディアだと思ったが、この設定によりとても面白い小説に仕上がっている。
手に汗握るアクション小説でもあり、タイムトラベルのような時代小説でもあり、男性女性を超越した恋愛小説でもある。
この素晴らしい小説が、あまり評価されていないのは残念である。
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