宇宙ビジネスの衝撃

宇宙ビジネスの衝撃――21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュここ数年、多くの企業が宇宙ビジネスに投資している。
テスラのイーライ・ロスを始め、amazon、googleも宇宙ビジネスに手を伸ばしているようだ。
このような世界的な巨大企業が勝算なしで、この分野に進出するとは思えない。
では、何を目指しているのか?
それを解説しているのが本書である。

現在の宇宙ビジネスブームは、NASAがスペースシャトル計画を断念し、民間に委託することを決定したことが発端だったようだ。
国家レベルの宇宙開発予算は縮小傾向にあるが、民間企業の投資額が膨れ上がっている。

分野としては、それほど目新しいものはない。
衛星からの地球表面の情報収集や無重量状態での製造、宇宙旅行などである。
しかし、衛星で得たビッグデータをAIで解析することで、いままでと違った情報化が可能なようだ。
ショッピングモールの駐車場に停まっている車の数を時系列で分析することで、事業計画を立てる。
栽培している作物の生育状態や糖度など作物の質も衛星のセンサーで把握できる。
次の情報処理産業として、ITの巨大企業が乗り出してる。

宇宙ビジネスは、新たなるフロンティアらしい。
何にしてもフロンティアがあるのは楽しい。
実体経済を遥かに上回る仮想のマネーを回しているよりも夢がある。

例えばミャンマーでは、GDPの約4割を農業が占めていますが、気候変動によって干ばつや洪水などの自然災害が多発しており、農家に大きな被害がもたらされています。
そこで日本の保険会社、損保ジャパン日本興亜が人工衛星から推定された雨量を活用し、降水量や気温があらかじめ定めた条件を満たした場合、契約上、定められた保険金をミャンマーの稲作農家向けに支払うという保険をスタートさせたのです。

タンパク質の結晶成長も、無重力環境で研究されているテーマのひとつです。タンパク質とひとくちに言っても多くの種類があります。地球上で重力のあるときは、対流や沈殿が結晶の品質に悪影響を及ぼしますが、宇宙では無重力の効果で高品質な結晶ができます。

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