燕岳(つばくろだけ)

今年の登山部合宿は、燕岳(つばくろだけ)だった。
読み方さえ分からない山だが、そこそこメジャーらしく沢山の人が来ていた。
大雨にこそならなかったが、天気には恵まれず、展望はあまり良くなかった。
結果的に、イメージの薄い登山だった。

金曜日の昼にメンバーの一人を上尾駅でピックアップし、朝霞のサイゼリアで昼食を食べた後、荻窪駅に向かった。
荻窪駅では、突然の豪雨の中、新人2人と合流し、石神井公園駅で残りの2人を乗せて、関越経由で目的地に向かう。
登山口の駐車場はすぐに満車になってしまうようなので、前乗りして、宿に泊まる作戦である。
今夜の宿である中房温泉からは20時にチェックインするよう言われているので、時間的に余裕がない。
高速で渋滞に合うこともなく、途中コンビニで夕食を仕入れても、無事20時前に到着した。
中房温泉は、日本秘湯の会の会員であるようなアクセスの悪いところにある温泉だが、宿の内外に多くの温泉があり、温泉好きには楽しめる宿だった。
すでに頭は山小屋モードになっていたので、風呂に入れる、大きな布団で寝られる、ゴミが捨てられる、という些細なことでも、とても贅沢な気分になった。

翌朝目が覚めると、なかなかの勢いの雨だった。
車中泊や他の宿に泊まっているメンバーと調整し、スタート時間を後ろにずらした。
これは正解だった。
登山口に集合する7時ごろには、雨はほとんど止んでおり、レインウェアを脱いでの登山開始となった。
ちなみに、今回の参加者は11名と大世帯だった。

燕岳はスタートから急な登りだった。
階段が多く設置されているので、危ないことはないのだが、階段が高く、足を上げなければならないので、疲れる。
帰宅後、やはり筋肉痛になっていた。
雨こそ降っていないが、雲が出ているので、遠くまで景色は見えない。
登山道のコケなどを楽しみつつ黙々と登る。
途中、第3、第2、第1、富士見ベンチが良いマイルストーンになった。

合戦小屋で早めの昼食にする。
カレーうどんなどを購入する人も多かったが、私はメスティンでチキンラーメンを作って食べた。
本当はご飯を炊きたいところだったが、時間がかかりすぎるので、今回は断念した。
チキンラーメンならば、固形燃料でうまくお湯が沸かなくても、最悪そのまま食べられる。
合戦小屋ではスイカも売っていたが、スイカが欲しくなる気温ではなかった。

燕山荘には13時到着と、ほぼコースタイム通り。
珍しくとても疲れていたので、ゆっくり休憩したかったのだが、燕岳山頂に向かうというので、荷物を置いて、向かうことにした。
元気の良い数名は、走って山頂を目指した。
天気が悪そうだったので、今回はトレランシューズを持ってこなかった。
持ってきていたとしても、パスしたと思う。
山頂までの残り30分がとても辛く、ノロノロと進んだ。
山頂からは展望も望めず、すぐに引き返した(13:47)。

宿に戻ってからはビール祭りになった。
1リットルのメガ生ビールがあったので、ほとんどのメンバーがメガを注文し、すごい光景になっていた。
17時からは夕食と宿のオーナーによる燕岳の解説、その後はホルンのひと吹き。
夕食後は、喫茶サンルームでさらに飲み続け、19時くらいには寝床に入った。

燕山荘は、女性に人気の山小屋らしい。
それほどきれいな感じもなかったが、やたら売店が充実していた。
オリジナルTシャツが多く展示されており、なかなか趣味がいい。
自宅にTシャツが余っていなかったら、買って帰るところだ。

久しぶりの山小屋は、なかなか寝付かれなかった。
普通の半分くらいの布団が、ひとり当たり割当なので、横を向くとすぐそこに他人の顔がある。
疲れていればすぐに眠ってしまうのだが、今回はそれほど疲労していなかったのか、なかなか眠れなかった。
そうは言っても、19時に布団に入ったので、4時に目が覚めても睡眠時間は充分である。

最終日は4時45分の最初の列に並んで、朝食を食べた。
雨こそ降っていないが、天気はあまり良くない。
ひとりで槍ヶ岳に向かうメンバーを見送り、下山する。
前日登ったコースを下りるのだが、とても短く感じる。
9:30には、登山口に到着した。
若干、あっけない。

「安曇野 しゃくなげの湯」で汗を流し、昼食を食べて解散となった。
私の車は、その後、「ハイウェイオアシス ららん藤岡」に寄って、16時くらいに東所沢の駅で解散した。

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