PSYCHO-PASS CASE1 罪と罰

【映画パンフレット】PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」サイコパスの新劇場版第1段の「PSYCHO-PASS CASE1 罪と罰」は、上映時間が60分である。
60分の作品を、お金を出して劇場で観るのもどうかと思ったが、ちょうどポイントが溜まっていたので、無料で観ることができた。
結果的には、なかなか面白かった。

公安局のビルに暴走車両が突入し、それを運転していたのは潜在犯隔離施設「サンクチュアリ」の心理カウンセラーだった。
「サンクチュアリ」は厚生省の管轄ではなく、青森の山奥にある特別区の施設だ。
監視官の霜月美佳と執行官・宜野座伸元らは、心理カウンセラーの護送のため施設に向かうが、そこには隠された秘密があった。

主人公が霜月美佳というのが心配だった。
本編ではシビラシステムの使いっ走りで、先輩への対抗心ばかり強く、能力があるとは思えない。
しかし、相手にビビらず、相手が気に食わない場合には、とても良い動きをするキャラクターになる。
感情のままに、あまり考えず突っ走る美佳は、めっきり大人になってしまった常守朱よりもアクション映画の主人公としては良いかもしれない。
自負心だけは強いので「正義の味方」と言い放つことが出来る。

「サンクチュアリ」に潜む陰謀の陰湿さも、とても「サイコパス」らしい。
底が浅い部分もあるが、60分の作品としてはちょうど良いのかもしれない。

きっと、CASE2も観てしまうだろう。

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