Sinners of the System Case.1が意外に面白かったので、60分という映画館で観るには納得できない長さだが、2本めも映画館で観てしまった。
話としてはよく出来ているが、インパクトに欠ける気がする。
外伝だから仕方ないか。
思ったよりお客さんが多かった。
国防軍に所属する須郷は、ドローンのパイロットとして外国での作戦に参加するが、作戦は失敗し、戦友を失うことになる。
その3ヶ月後、無人のドローンが国防省を攻撃し、その犯人として死んだはずの須郷の友人の名前が上がる。
須郷は刑事課の執行官征陸の事件捜査に協力するが、真相は恐るべきものだった。
本編の主人公である常守朱が配属される前なので、登場するキャラクターが全体的に地味である。
それでもそれぞれがいい味を出しているのだが、本編での役どころを思い出すのに苦労した。
話の展開に無理はないのだが、予想外の驚きがなく、インパクトに欠ける。
サイコパス・シリーズのフォーマット通り、という感じがしてしまう。
外務省の出向者のセリフは、続きがあると期待させる。
新シリーズが始まると良いのだが。