ハロウィン

あの「ハロウィン」の続編が40年ぶりに公開された。
「サスペリア」も 40年ぶりにリメイクが作られたが、私としては「ハロウィン」の方が趣味に合っている。
登場までの煽り方といい、強烈なヒロインといい(おばあちゃんだけど)、 70年代ホラーの正統な後継と言える作りだった。

「ハロウィン」は、1978年にカーペンター監督が製作し、ヒットしたホラー映画だ。
単なる連続殺人鬼だと思ったら、殺しても死なない「ブギーマン」だったことが途中で判明し、当時は私も驚いたものだ。
その後、いくつか続編が作れたようだが、カーペンター監督ではなかったので、ひとつも見ていない。
本作は、途中の作品をすっ飛ばして、1作目の続編になる。

1978年の連続殺人事件の犯人であるマイケルは、刑務所の精神病棟に収監されているが、誰に対しても一言も話をしようとしない。
一方、当時の生き残りのローリーは、ブギーマンが戻ってくることを信じ、返り討ちにするための訓練に余念がない。
そのため、妄想に取り憑かれていると家族に思われ、家族とも不仲になってしまった。
そして、40年後のハロウィンの夜、精神病棟からの移送中にマイケルが脱走する。
マイケルはローリーの住む街へ向かい、ローリーは万全の構えでマイケルを待つ。

前半は、マイケルの不気味さを、これでもかと盛り上げる。
また、周りからは理解されないローリーの覚悟を、それが必要なものだと観客は知っている。
いやが上でも、対決への期待が高まる。

ローリーの自宅は、対マイケル戦用に作られて要塞であり、迷路である。
それでも、暗闇の中を侵入したマイケルを探すシーンはドキドキする。
戸棚の中や扉の向こうにマイケルがいるかもしれない。
それでも、狩っているのはこちらなのだから、逃げるわけにはいかない。

一番好きなセリフは、ローリーの娘の「いただき」である。
1970年代以降、ホラー映画の女性は強い。

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