「相対性理論」を楽しむ本

『「量子論」を楽しむ本』がなかなか楽しかったので、同じような感じかと思って、この本を読んでみた。
確かにていねいに説明しようとする姿勢は同じなのだが、本書でも言われているように、やはり相対性理論は数学的に理解するしかないようだ。
この本を読んでも、理解が進んだ気はしなかった。

現代物理学の根本的なルールは、「光速を超えることは出来ない」ということのようだ。
素人には、その辻褄を合わせるために、すべての理論が構築されているように見える。
光速を超えそうになると、質量も時間も無限大になり、光速は超えられない。
粒子には質量があるために光速を超えられず、光には質量がない。

真空は何もない状態ではない、というのも驚きだ。
真空では、物質が発生し、物質と反物質が反応して、消滅する。
色々と理解を超えている。

この式で、速度の部分を「光速」にすると、分母がゼロになります。ゼロで割った解は無限大ですから、光のスピードで動くものの質量は無限大になってしまいます。

真空というのは、何もない状態ではなく、電子と陽電子が合体して打ち消し合っている。

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