ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

「キングコング 髑髏島の巨神」に続く、「モンスター・ユニバース」シリーズの作品である。
「キングコング 髑髏島の巨神」がすごく良かったので期待していたが、それほどでもなかった。
「キングコング 髑髏島の巨神」の続きではなく、渡辺謙主演のハリウッド版ゴジラの続きだった。

ゴジラ上陸の際に息子が殺されてしまった女性生物学者が、怪獣をコントロールする装置の開発に成功する。
彼女は、怪獣による人類粛清を目指すテロリスト集団に誘拐され、世界中に眠る怪獣たちが覚醒し、暴れまわる。
実は、地球環境を破壊するようになった人類を、怪獣の力で抑え込もうと目論んだのは、女性生物学者だった。
しかし、怪獣たちは彼女のコントロールを離れ、人類は滅亡の危機に瀕する。
人類を救えるのは、ゴジラしかいない。

というようなストーリー。
キングギドラとモスラのシルエットが美しい。
人類側の前線基地である爆撃機のような航空機がカッコいい。
後は、あまり見るべきところがなかった気がする。
話の展開は強引で、怪獣同士の戦闘シーンは暗くてよく見えず、登場人物たちにリアリティがない。
ゴジラを復活させるために、核爆弾で自爆するのはダメだろうと思う。

次回作は、「キングコングVSゴジラ」になるはずだが、歩く原子爆弾のようなゴジラに、キングコングが勝てるとは到底思えない。
どのような設定で説得力を持たせるのかは、楽しみである。

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