会社をつくり、個人と所得を連結することで税負担を減らそうという作戦である。
そのためにつくる自分だけの会社をマイクロ法人と呼び、その利用方法が解説されている。
試してみる価値がありそうな方法だ。
会社を作ることによって、個人とは異なるもうひとつの人格(法人格)が手に入る。
2つの人格をうまく使い分ければ、税金対策にも、資金の借り入れにも有利になる。
また、個人と違い、会社の場合は全ての金融商品の損益をまとめられる上、損出を翌年に持ち越すことも出来る。
銀行からの信用を得るには、借りた金をちゃんと返すことだ。
そのためには、必要のない時に金を借りて、きっちり返した実績を作るのがいいらしい。
普通に生活をしていると、思いもつかない。
法人(企業会計)と家計(個人会計)を連結決算し、ビンボーを富に変えること。
たとえば個人で銀行預金をすると利息に対して20パーセントの源泉徴収が発生するが、法人だと利息収入も損益通算され、決算が赤字なら源泉徴収さた分は全額払い戻される。