感情的にならない本

感情をコントロールする方法について解説されている。
基本的な考え方は、感情は放っておけばだんだん収まる。
姿かたちのない感情のようなものは相手にしない。
現実を変えよう、というものである。

まず、「人間は感情的なちっぽけな存在だと認める」ことから始める。
そして、感情に対処するにはいくつかの技術がある。

ひとつは、「引く技術」である。
やわらかい受け止め方をすることだ。
自分と異なる意見に対し、「それはそうだね」「なるほどなあ」「そういう考え方もあるわ」
というように相手を許容して、「引く」のである。

「とにかく動く」
感情は放っておけば収まる。
だから、感情を見つめる時間が無くなるように、とにかく動く。

「曖昧さに耐える」
感情的になりやすい人は、「でなければならない」「すべき」だと白黒を付けたがる。
しかし、現実の多くはグレーゾーンにある。
60点を許容する、「曖昧さ耐性」を上げるようにする。

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