メモの魔力

メモ魔である著者による成功のノウハウ書である。
この本の考え方は、とてもシンプルである。
①具体的にメモする。
②転用可能な要素を抽出する。
③別の何かに転用する。

このシンプルな方法で、効率的にアイディアを生成できる。
ノートの使い化、4色ボールペンの使い方などのノウハウも解説されているが、すべてはこの基本原則を実現するためである。

この本の面白いところは、「熱中できるものを探す」ことに多くのページをさいていることだ。
年代ごとの感情の起伏を描く「ライフチャート」の作成を勧めている。
また、自分分析のための質問が1,000問も用意されている。
著者自身が、自分自身を知るために実践した質問らしい。
やってみようと思うが、かなりまとまった時間が必要そうだ。

メモを書くときにはできるだけ、「4色ボールペン」を使うようにしています。その際、「黒」「緑」「青」「赤」という4色それぞれに、意味を持たせています。  
色分けの軸としては、「主観 or 客観」と、「重要度」の二つがあります。

こんな情報が溢れて混沌としている時代において、迷っていない人は最強です。お金のあるなしに関係なく、やりたいことが明確な人が一番幸せだと思っています。

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