ロング・ロング・トレイル

元モデルである著者によるランを中心とした旅の記録である。
多少まとめりがない気もするが、様々な大会の様子が楽しめる。
世界には、すごい大会もあるものだ、と感心してしまう。

著者がフルマラソンを走った理由が、出産で苦しむ奥さんに負けない苦しみを得るため、だというのが可笑しい。
思ったほどフルマラソンが辛くなかったので、次はトライアスロンに挑戦する。
そして、どんどん過酷な方へと転んでいく。

最初に参加したトライアスロンは、ミネソタ・ボーダー・トゥ・ボーダー・トライアスロンでる。
これは、次のような日程だ。
1日目:自転車320キロ
2日目:自転車320キロ
3日目:マラソン80キロ+カヌー80キロ
現地でカヌーを購入し、そこで練習するという勢いが良い。

次は、レイドゴロワーズ。
1チーム5人に対して、馬が2頭あてがわれる。
その後は、
50キロ マラソン(川底)
20キロ マラソン(山の中)
100キロ シーカヤック
200キロ マラソン(山の中)
50キロ ラクダ
自分の限界を見たいから、過酷なレースに参加しているようだ。
楽しそうではあるが、さすがにハードルが高い。

レース以外にも。サンダルで河口湖から神戸まで走る震災支援や、日本再発見のためにゆっくり歩く旅なども紹介されている。

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