「映画秘宝」が復活したので、お祝いに買っておこうと思ったが、近所の本屋ではなかなか売っていない。
仕方ないので、関係のある洋泉社から出版された「SF映画200」を購入した。
さすがにマニアックな作りである。
この手の本を読みすぎているせいか、新しい発見はあまりなかった。
白黒の映画がわりと多かったのも、とっつきにくい原因だったのかもしれない。
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月別アーカイブ: 2020年4月
生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者
あまり期待していなかったのだが、予想外の拾い物だった。
生物学者が探偵役なのだが、動物に詳しい生物学者ではなく、パターンを解析する情報分析のプロである。
臆病なくせに頑固で、分からないことがあると、周りも見ずに突き進む。
その危うさが、読んでいて心配になる。
そして、後半アクション小説としても面白い。
映像化したら良いと思う。
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チャイルド・ファインダー 雪の少女
行方不明の子供を専門に探す探偵「チャイルド・ファインダー」。
チャイルド・ファインダーのナオミは、自身も子供の頃に誘拐された経験を持つ。
しかし、誘拐されていた時の記憶がほとんどなく、記憶の断片からわき出す悪夢に悩まされる。
そんな彼女は、執拗に子どもたちの行方を追う。
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依頼人は死んだ
NHKのドラマ「ハムラアキラ」でシシド・カフカ演じる女探偵がとてもカッコ良かったので、原作を読んでみることにした。
原作は短編集だが、そこそこたくさん出版されている。
ドラマ化された作品もあるが、少しラストが違っていたりする。
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楽園の泉
古き良きSF。
クラークの楽天的な未来感が心地よい。
宇宙船同士の戦闘より、遥かに素晴らしい風景が想像出来る。
地上と宇宙空間を結ぶ軌道エレベーターを建設するために、天才エンジニアが奮闘する。
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ヒトの目、驚異の進化
ヒトの目の進化について解説した本である。
この本の面白いところは、ヒトの目の持つ特殊な能力を超能力に例えているところだ。
スーパーヒーローのスーパーパワーのように語るのはどうかと思うが、確かに凄い能力だと思うし、それに気づいたのもたいしたものだと思う。
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