キング初のミステリー・シリーズ「ミスター・メルセデス」も最終巻である。
植物人間になったと思われていた1作目の犯人「メルセデス・キラー」が復活する。
元刑事の探偵ホッジスとの宿命の対決が幕を開ける。
続きを読む 任務の終わり
月別アーカイブ: 2020年6月
日本×世界で富を築くグローバル不動産投資
株式投資に対してバランスを取るなら債権市場だろう。
けれども、債権はぱっとしないし、この頃は株式と値動きが近く分散にならない気がする。
そうすると、次の選択肢は不動産ということになる。
ただ、少子化に入った日本では、特殊な例を除いて不動産価格が上がるとは思えない。
ならば、世界だ!とこの本を読んでみた。
続きを読む 日本×世界で富を築くグローバル不動産投資
デッド・ドント・ダイ
新型コロナの影響で映画館は営業していなかったが、席を減らしての営業が開始したので、久しぶりに劇場で映画を観られた。
しかし、かなり広い劇場に3人しかいなかった。
まあ、ホラー映画ではよくあることだが。
続きを読む デッド・ドント・ダイ
ファインダーズ・キーパーズ
「ミスター・メルセデス」に続くキングのミステリーシリーズ第2段。
残念ながら前作の探偵役であった元刑事のビルとホリーの出番は少なかったが、犯罪小説として面白かった。
最初から引き込まれる。
キングの第二のピークかもしれない。
続きを読む ファインダーズ・キーパーズ
自分を操る超集中力
メンタリストは詐欺師だと思っていたが、なかなかどうして、良くまとまっている本だった。
有名な学説をベースに読みやすい粒度でまとめられている。
初心者でも、理解し、自分なりに生活に適用できそうだ。
続きを読む 自分を操る超集中力
生物学の歴史
アシモフをしても、生物学の歴史は楽しく、分かりやすく伝えるのは難しかった。
当然ではあるのだが、医学の歴史が混線して来て、更に分かりにくくなっている。
ポイントだけまとめて、年表にして欲しい。
続きを読む 生物学の歴史
kotoba特集スティーヴン・キング
キング特集があるとつい買ってしまう。
コレクターのようになっているのかもしれない。
この特集は、なかなか豪華でバラエティに富んだ執筆陣だった。
さまざまな切り口でキングを分析している。
みんな好きだなあと思うが、新しい発見はなかった。
続きを読む kotoba特集スティーヴン・キング
SF 入門
SFの歴史について、流れで理解したくなったので、参考になるSFの年表が欲しかった。
欲しかったのは年表だけでったのだが、日本SF 作家クラブ編だけあって奥が深い。
それぞれコーナーの執筆担当が豪華。
そしてマニアック。
スペインSF の紹介などは全くイメージ出来なかったし、おすすめSF に関しては内容を紹介する気があったとは思えない。
ただ、表紙の絵が酷過ぎる。
続きを読む SF 入門
クララ殺し
「アリス殺し」に続くファンタジー殺人事件。
基本的な設定として、我々の世界とファンタジー世界がつながっており、ファンタジー世界の殺人がそのまま我々の世界へ反映される。
面白いのは、真の世界はファンタジー側だということである。
前作の舞台は「不思議の国のアリス」だったが、今回は、また違う物語である。
続きを読む クララ殺し
Googleを支える技術
数万台のコンピュータで運用されるシステムの仕組みは生き物のようだ。
考え抜かれた仕組みは感動的である。
高速に処理を行うためにGoogleが選択したのは、普通のコンピュータを多数並列で動かすことだった。
この運用方法では、障害の発生は前提となり、壊れたマシンは切り離されていく。
Googleの本業である検索に特化した作りで、あらゆる処理に向いている訳ではない。
続きを読む Googleを支える技術