ラーヤと龍の王国

王道のファンタジーだった。
絵は綺麗だし、セリフのセンスも良い。
これだからディズニーは侮れない。
何本かに1本は名作が生まれる。
個人的には、スターウォーズよりも、よっぽど面白かった。

人間とドラゴンが仲良く暮らしていた世界に不気味な魔物が侵入し、ドラゴンは敗退し、世界は5つに分裂してしまった。
主人公は、そのうちのひとつの国の王女ラーヤである。
他国の裏切りと魔物の侵入により国は滅亡し、ラーヤは最後のドラゴンを探す旅に出る。
ラーヤは、世界を救うにはドラゴンより大切なものがあることを学ぶ。

まず、ラーヤがカッコいい。
王子様を待つディズニー・プリンセスではなく、先頭に立つ戦士である。
イメージ・ビジュアルを見ると、木枯し紋次郎にしか思えない。
この映画では全くヒーローは登場しない。
仲間とライバルとの関係で、信頼を学んでいく。
ラストの救いもドラゴンに頼らず、自分で道を見つける。

何よりもいいのは、ラーヤのペットのアルマジロのような生き物である。
最初はネズミくらいの大きさだったが、成長して大きなタイヤのような乗り物になる。
これは欲しい。

久しぶりにパンフレットを買った。

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