ウォール街のランダム・ウォーカー

投資の世界では有名な書籍。
驚いたのは、45年前に出版されていから、何度も版を重ねて、私が読んだのは12版である。
新しい金融商品がどんどん出てくるので、それを分析して、版を重ねているらしい。
それでも、インデックス投資が一番!という主張は変わらない。
新しい商品と比較して、インデックス投資の良さを再確認している。
すべてを理解したとは言えないが、何度か読んで投資の知識を高めていきたい。

インデックス投資とは、日経平均のような株価のトレンドに連動するファンドへの投資である。
長い目で見れば、個別の投資よりもインデックスに投資したほうが、安定的で利益も大きい。
過去のデータを使って、テクニカル分析とファンダメンタル分析と比較し、インデックス投資の優位性を説明している。
基本的には、それだけの本である。
しかし、ユーモラスな書き方が楽しい。
テクニカル分析の批判は、科学者の趣味のいじめ、とまで言っている。

インデックス・ファンドの中にも最新のトレンドがあり、まだまだ勉強しなければ、と思う。

ご存知の通り、私はチャーティストに対して偏見を持っている。それは、個人的な好き嫌いという次元でなく、プロの立場に立った時の見解である。テクニカル分析は、学者の世界では異端の教義であり、それを避難するのはわれわれにとって喜びでさえある。われわれを、このような弱い者いじめに走らせる動機は、第一に、彼らの手法が明らかに間違っていること、第二に、いじめやすこと、である。これほど哀れな対象をいじめるのは、多少アンフェアな気もするが、忘れないでいただきたい。私が守ろうとしているのは、ほかならぬあなたがたの財布なのだ。

高リスク・高リターンのポートフォリオを作る方法は2つある。1つは普通株に代表される高リスク資産を中心に組み入れる運用だ。もう1つは、大部分を比較的低リスク・低リターン資産を組み入れたポートフォリオを作り、借入金で自己資本の何倍もの規模で運用するやり方だ。リスク・パリティー戦略は、ある状況の下では2番めの運用の方がリスクに対して相対的に高いリターンが得られるという考え方にもとづいている。

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