人口減少社会のデザイン

今後の日本が向かう人口減少社会について、人類史、社会保障、資本主義、医療、死生観、地球倫理など多角的に検討している。
世界の統計データを引用しており学術的な考察かと思えば、SF的な発想があって面白い。
ただ、観念的で分かりにくいところもある。
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エンジニアが学ぶ会計システムの「知識」と「技術」

科目体系や消費税処理など、会計システムを開発するにあたり、必要な会計知識の基本がシンプルに、網羅的に説明されている。
初めて会計システムに関わる新人は、最初に読んだら良いと思う本だ。
会計システムと周辺システムとのインターフェースや、AIを使った最新動向なども解説されている。
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退屈すれば脳はひらめく

創造力は退屈がもたらす。
現代においてはいつでもスマホが手元にあり、退屈している暇がない。
スマホを遠ざけて、退屈する時間を作ろう!というラジオの企画をまとめた本である。
簡単なプログラムなので、いくつかは実行してみた。

言っていることは、とてもよく分かる。
確かに、この頃は、ボーッとする時間がなくなった気がする。
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やり抜く人の9つの習慣

コロンビア大学の「成功者=やり抜く人」についての研究である。
難しい説明はなく、薄いのですぐに読み終わる。
ただ、読んだだけでは意味がない。
実践してこそである。
この手のノウハウ本は読んだことに達成感があり、それで終わってしまうのが問題だ。
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サーバ/インフラエンジニアの基本がこれ1冊でしっかり身につく本

思い出したように行うインフラ関係の情報収集。
基本的には知っていることが多かったが、クラウド系の進化は激しく知らない技術が沢山あった。
網羅的に解説されているが、それぞれの説明が淡白で、これだけで新人が理解するのは難しいだろう。
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人生にお金はいくら必要か

「老後に2,000万円が必要」と大騒ぎになって頃の本である。
老後に必要な資金をちゃんと計算し、貯めていこう、というのがテーマである。
考え方が、とてもシンプルで分かりやすい。
王道ではあるが、投資べき金融商品まで勧めている。
避けるべき商品の特徴も知ることができる。
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LIFE SPAN老いなき世界

「老い」は病気であり、治療が可能である。
基本的には、この1点だけが、この本の主張である。
その主張を支える様々な知見が紹介されているのだが、専門用語も多く、すべてを理解したとは言い難い。
しかし、この本の主張が本当ならば、世界は変わる。
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絵で見てわかるRPAの仕組み

RPAについては懐疑的である。
結局のところエクセルのマクロと同じようなものではないか?
簡単な作りでは本当にやりたいことができないし、複雑な作りだと柔軟性はあるがプログラミングに近いものになってしまう。
この本は、考え方と導入の仕方が分かりやすかった。
ITコンサルの世界だから、通常のシステムとの差だけを理解すれば良いからかもしれない。
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Pythonで儲かるAIをつくる

IT業界の人間としては、AIは気になる。
いままでも何度かAIブームはあったが、ブームは盛り上がった去っていった。
今回もそうだと思うが、本当のところ、どこまで行っているか、触ってみないと分からない。
ということで、AI プログラムのコーディングと実行を重視した本を読んで、実際にプログラムを実行してみることにした。
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