エンジニアが学ぶ会計システムの「知識」と「技術」

科目体系や消費税処理など、会計システムを開発するにあたり、必要な会計知識の基本がシンプルに、網羅的に説明されている。
初めて会計システムに関わる新人は、最初に読んだら良いと思う本だ。
会計システムと周辺システムとのインターフェースや、AIを使った最新動向なども解説されている。

会計に関するトピックは、基本的なものだが、システム開発しかしていない人には厳しいかもしれない。
しかし、少し会計システムの開発に関係した後に読むと、いろいろと謎が解けて、ためになると思う。
会計的知識にとどまらず、システム化する時の注意事項や一般的な傾向も解説されている。

クライドに関する説明はやや冗長な感じがするが、AIの利用方法は面白い。
現状では、以下の処理にAIが利用されているらしい。
・領収書などをスキャンし、データ化するAI-OCR
・AIによる自動仕訳
・AIによる不正やミス防止のチェック
どれだが信頼性がおけるのか?今後は定番となるのか?
楽しみな分野である。

部門は、その損益が発生した部門を業務トランザクションから受け取ってセットします。一般的に資産・負債には部門を付さないので普通預金、売掛金の明細には部門を付していません。

それに対して、連携元の会計システムが複合仕訳であるのに対して連携先の会計システムが単一仕訳しか許可しないシステムであれば、複合仕訳の会計データを単一仕訳のデータ形式に変換して連携する必要があります。  
その場合は、次のように諸口という仮の勘定科目を使って複合仕訳を単一仕訳に分解するような工夫が求められます。

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