ドント・ブリーズ2

前作では凶悪な強さを発揮した盲目の老人が帰ってきた。
しかし、今回は少女を守る側だった。
ターミネーターとターミネーター2のような関係とも言える。
結論としては、犬を大事にしょう!ということだった。

オープニングで少女が必死に逃げる。
犬から逃げ切ったと思ったら、盲目の老人に捕まった。
実は老人による訓練だったのだ。

盲目の老人は少女と暮らしている。
ここで前作を観た人は、疑問に思うだろう。
この女の子は誰の子なのか?
前作では、殺された娘の代わりに、誘拐した女性に精子を注入し、こどもを作らせようとしていたからだ。
ひょっとして、成功したのか?

怪しい男たちが少女を狙い、老人の家を強襲する。
[ここからネタバレ]
男たちのリーダーは、少女の実の父親で、少女を奪い返しに来たと言うのだ。
激しい攻防の末、少女は奪われてしまう。

根城にしている廃墟のホテルで、少女は母親に再会する。
感動の再会ではあるが、覚醒剤製造所の火事で化学物質を吸い込んだ母親は、心臓の病にかかり死を間近にしている。
実の両親が少女を探していたのは、親族間の心臓移植のためだったのだ。
盲目の老人が悪者かと思ったが、実の両親の方が最低だった。

敵の放った犬を殺すことが出来ず、放火された家から救ったことで、犬は老人の味方になった。
犬に連れられて、老人は敵のアジトに乗り込む。

元軍人だからと言って、盲目の老人はそこまで強くない。
イコライザーではないのだ。
泥臭く戦うのがリアルだが、映画としての爽快感には欠けるところがある。

敵の一人が、少女が殺されるのは許せない、と老人を見逃すのがいいシーンだった。

3作目があるとしたら、盲目の強い老人がたくさん出てくるのだろうか。

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