池上彰の世界の見方 インド

池上彰の世界の見方シリーズ。次は「インド」。
いずれは世界一の人口となるこの国については知らないことが多い。
カースト制度があって、数学とITに強いくらいのイメージである。
それと、旅人が最後に行き着く神秘の国、とも言われている。

面白かったこと、意外だったことをつらつらと書き出す。

アジア各国で独立運動をして弾圧されて人が逃げる先が日本だった、という時代があった。

ムンバイ、コルカタは、以前にはそれぞれ、ボンペイ、カルカッタと呼ばれていた。
これらは植民地時代の呼び名で、近年、本来の地名に戻す動きが活発化し、呼び方が変わった。

ヒンドゥー教の「ヒンドゥー」とはサンスクリット語の「スィンドゥ」がなまったもので、インダス川を意味する。ヒンドゥーとは、「インダス川の国に住んでいる人」を指す。
ヒンドゥー教は、バラモン教にインドでもともと信仰されていた原始宗教を取り込んだものである。

ヒンドゥー教にはキリスト教のように決まった教典がないが、太古から伝わるたくさんの聖典がある。
中でも最も古いのがバラモン教由来の聖典「ヴェーダ」である。
「ヴェーダ」はサンスクリット語で「知識」を意味する。
もともとはインドにやってきたアーリア人が祭祀に関する宗教的な知識を収めて文献群である。

カーストによる差別はあるが、細かく分業し、同業者同士でまとまることによって、仕事が守られている側面もある。
そういる理由もあって、カーストがなくならない。

インド人はグローバル企業で成功し、経営幹部になっている確率が高い。
広大なインド亜大陸では、州によって言葉も文化も習慣も異なり、多様性の中で統一を保ってきた。
そのため、インド人は、さまざまな国籍の人たちがいるグローバルな仕事で、力を発揮する傾向が強い。

幸せな国といわれるブータンだが、あまりに国は小さく、力が弱いのでインドに守ってもらわなければ生存できない。

インド人が数学に強いというのは迷信で、人数が多いから、結果的に数字に強い人が多いらしい。
数は力!

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