タイトル通りの本だった。
年齢とともに記憶が衰えるわけではないと知って、少し安心した。
その他にも暗記のための科学的に根拠のあるノウハウが紹介されている。
あっという間に読み終わった。
使ってみようと思ったノウハウや面白かった知見は、以下の通り。
歳を取ると「最近のことはすぐ忘れる」というが、子供と大人では「最近」の範囲が違う。
子供の「最近」はせいぜい昨日くらい。
それに比べて大人の「最近」はかなり長い。
その長い範囲のことを覚えていなくても、記憶力が低下したわけではない。
初めての場所を歩いたり、初めての経験をしたり、初めての人に会うとシータ波が出やすい。
シータ波は記憶力を高めてくれる。
また、ワクワク感を持つとシータ波が出る。
感情が盛んなときはものごとを覚えやすい。
関連付けておぼえると、おぼえやすい(メモリーツリー)。
アクセスする糸口をたくさん作ると良い。
寝ている間に記憶が熟成される(レミニセンス効果)。
覚えたら忘れないうちに寝る。
就寝前の1〜2時間は記憶のゴールデンタイム。
ライオンメソッド
1.覚えるときは歩きながら。
2.お腹が減っているときは記憶するチャンス
3.おなかがいっぱいのときは、覚えづらい。だから昼間
記憶には出力が大事。問題集をやるべし。
脳は応用できるように、あいまいに情報を蓄える。
ルールが分かれば、楽譜は楽に覚えられる。