木曜殺人クラブ

イギリスの高級老人ホームの癖のある老人たちが、暇潰し感覚で殺人事件を捜査する。
リーダーは、過去に東側のスパイだったことを匂わせるエリザベス。
殺人事件はひとつでは終わらず、次にまた殺人が起こり、偶然見つかった白骨から過去の事件も明るみに出る。

老人ならではの失うもののない軽さと悲しみが、普通のミステリーとは違う味を出している。
この頃、このような雰囲気の作品が心地良い。
法律に則った解決に至らなかったが、まあ喜劇だから。

たちまち彼女はどんの最大の強みを発見した。
彼は誰に何を言われても、ひとことだって信じないのだ。
警察が嘘をついていると確認しながら警察のファイルを読むことほど効率的な事は無い、とエリザベスは言っている。

今、ビレッジはほぼ明かりが消えている。
人生では、良い日を数えるようにしなくてはならない。
そういう日をポケットにしまって、いつも持ち歩かなくてはならない。
だから、私は胸ポケットにしまって、ベッドに入るつもりだ。

私の美しい娘が私のベッドで幸せそうに眠っていて、解決する殺人事件が2つもある。
これ以上のことが望めるかしら?

一つ一つ、順序を追って解いてみたのだ。
1時間後に、イブラヒムがジグソーの最後のピースを持って戻ってきた。
だから、そろそろ時間だ。
事件は解決され、残っているのは正義だけだ。

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