スター・シェーカー

人間がテレポート出来る、というワンポイントアイデアをベースにしたアクションSF。
そのアイディアから世界の仕組みや必殺ワザを構築していく。
好きなタイプだ。

人類のほとんどがテレポート出来る未来。
その設定を元に構築した未来世界を舞台にしたアクション小説。
主人公はテレポートの事故で人を殺してしまい、テレポートが出来なくなってしまう。
この時代、テレポートが出来ないとろくな仕事につけず、生活はどん底になる。
そんな日々を送っていた彼は、追われていた少女を助けたことによって、世界的な陰謀に巻き込まれる。
典型的な巻き込まれ型ストーリー。

敵の能力や弱点も独特で忍者モノを想わせる。
元気の良い、面白いアクションSFだった。
最後の方の理屈は、ちょっとややこし過ぎたが。
現代版「虎よ、虎よ」である。

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