ザ・ディープ・ハウス


久しぶりのイオンシネマ板橋。
このようなB級映画をちゃんと公開してくれる映画館は大事にしないと。
前から3席目の少し横を予約したが、席が前過ぎた。
スクリーン全体を観るには、常に横を向く必要がある。
この作りはないわ。

湖の底に沈むお化け屋敷を探検する。
それだけのワンポイント・アイデアの映画である。
B級ホラー映画はそれで良い。

再生数を稼いでひと山当てようという主人公たちの動機が、いまどきらしい。
主人公の男は無茶で考えなしだし、女の方はやたら臆病で、どこにも感情移入できるところがない。
彼らとともに撮影を支援する水中ドローンが一番かわいい。
SFでもないのに、個人でこんなドローンを所有できる時代になったんだなと思うと感慨深い。
よく壊れるみたいだけど。

ここからはネタバレ。
水中に沈んだ屋敷は、悪魔崇拝者が住んでいた。
地下室には2体の死体が鎖で繋がれ、水中を漂っていた。
と、この死体が急に動き出し、追いかけてくる。
湖に沈んだお化け屋敷の中で、死体っぽいモノに追いかけられる状況をどう整理したら良いか、分からない。

最後に、水面を目前にしてヒロインが力尽きるのは意外だった。
クレジット後のシーンでは、2人の女性とガイドの爺さんが登場する。
女性の1人の首にはピースマークの入れ墨がある。
ピースマークは反キリストの印だという繋がっているのだろうか?
説明はなかったが、屋敷の生き残りのガイドは、生贄を供給している、ということなのだろう。

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