新海監督の新作。
新海監督にはあまり興味が無くなっていたが、映画館で見た予告が良かったので、観ることにした。
今回は背景が情緒過多ではなかったし、キャラクターも生き生きとしていたので楽しめた。
それにしても、謎が多い作品だった。
ネットで予約していた電話番号と、発券機の電話番号が違ったので、係員に対応してもらう。
初めての経験で驚いた。
こんなこともあるんだ。
両親をなくし、おばに育てられている女子高生すずめが、扉の向こうからもたらされる災いを防ぐために、扉を閉める旅をする。
テンポが良く、面白かった。
全国をまわるロードムービーでもあるが、もう少し旅のイベントがあると良かった。
すずめが草太を好きになる理由が分からなかった。
人間の姿の彼との接触は多くなかったのに。
草太はハウルっぽいと思った。
扉があるのがなぜ廃墟なのか?
そこに監督の主張がある気もするが、理解できなかった。
最後は、なぜ、「行ってきます」なのか?
観た人と語り合ってみたい作品だった。