お金の名著200冊を読破してわかった!投資の正解

まあ、そうだろうとは思うが、一般的なことしか書いていなかった。
インデックスをコアとして、それ以外をサテライトとするコア・サテライト投資は面白いと思ったが、結局は、インデックスは退屈なので、余裕部分をコアで遊ぶということに過ぎない。
退屈が我慢できるならインデックスだけで十分ということだった。

「世の中に広まるのは、成功した投資家の声だけ」のことを「生存者バイアス」と言うのは面白い。

人的投資は金融投資よりも圧倒的にパフォーマンスが良いというのは分かるが、この歳になるとそろも難しく感じてしまう。

20歳なら100万円で得られた感動が、60歳になってからでは1,000万円はらっても得られるとは限らない、というのもよく分かる。
人生を最大限に楽しむ方法は「経験の最大化」だと言うから、単純に節約すれば良いというものではなく、判断が難しい。
金融だけではなく、このような価値についても言及しているのは興味深い。
いま100万円使うことが、将来もらえる1,000万円より価値があると確信できるなら、ぜひ使うべきだ、と勧めている。

早期リタイアを検討をする方法がシンプルで分かりやすい。
これなら簡単に試せそうだ。
① 年金額を確認する  
② 引退後の生活費を予想する  
③ 年金受給後の不足額をまかなえる金額を4%ルールで計算する  
④ FIREしたい年齢から、年金受給まで保てる金額を計算する

資産形成期にはキャピタルゲインを伸ばすのが最優先である。
しかい、引退時期が近い「使うこと」を考え始めた「取り崩し期」の人は「配当」を考えたほうが良いとしている。
「配当」は現金化の意思決定をする必要がないので、精神的に楽になれる。

株式市場は正規分布ではなく、べき分布というのも驚きである。
これでは人間が想像できないのもうなずける。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です