宮部みゆきの時代劇新シリーズ!
この手のもので、宮部みゆきが面白くないはずがないので安心して読める。
他のシリーズに比べて、登場人物のキャラが立っていない気もするが、長いシリーズのスタートなので、これから様々な仕掛けが稼働するのだろう。
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逃亡テレメタリー マーダーボット・ダイアリー
マーダー・ボット・シリーズ3作目。
長めの中編と短編2本で構成されている。
皮肉で照れ屋の弊機に会えるだけで、このシリーズを読む価値がある。
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スター・シェーカー
人間がテレポート出来る、というワンポイントアイデアをベースにしたアクションSF。
そのアイディアから世界の仕組みや必殺ワザを構築していく。
好きなタイプだ。
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木曜殺人クラブ
イギリスの高級老人ホームの癖のある老人たちが、暇潰し感覚で殺人事件を捜査する。
リーダーは、過去に東側のスパイだったことを匂わせるエリザベス。
殺人事件はひとつでは終わらず、次にまた殺人が起こり、偶然見つかった白骨から過去の事件も明るみに出る。
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シャーロック・ホームズ絹の家
コナン・ドイル財団公認の、初めてのシャーロック・ホームズ新作。
さすがはアンソニー・ホロヴィッツ、読ませる!
本編のキャラクター達が嬉しい形で登場して、脇役もさりげなく共演する。
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のうだま2 記憶力は年齢とともに衰えるなんてウソ!
タイトル通りの本だった。
年齢とともに記憶が衰えるわけではないと知って、少し安心した。
その他にも暗記のための科学的に根拠のあるノウハウが紹介されている。
あっという間に読み終わった。
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ビンティ調和師の旅立ち
天才的な調和師であるビンディは、父親の後を継ぐことを期待されたが、家族の反対を押し切って大学に行くことにする。
大学惑星へ向か宇宙船がメデュースという種族に襲われ、ビンティ以外は皆殺しにされてしまう。
生き残ったビンティは、大学惑星とメデュースの調停をすることになるが・・
アフリカン・ティストの冒険SFである。
科学的背景の分からない部分もあるが、少女の冒険譚として楽しめた。
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mRNAワクチンの衝撃
新型コロナのワクチンとして驚くべき速度で開発されたmRNAワクチンの開発ドキュメントである。
一般にはファイザーが開発したと思われているが、実はドイツの製薬ベンチャー・ビヨンテックが開発し、提携したファイザーが試験の支援とデリバリーをしている。
ワクチン開発の大変さがよく分かった。
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大怪獣のあとしまつ
退治された怪獣の死体は、どのように始末されるのだろう?
という疑問がこの映画のテーマである。
「時効警察」の三木監督なので、当然コメディである。
ただ、舞台が大きすぎる上に、主演の二人が普通に主演をはれる人気俳優なためか、三木監督得意の不条理なギャグがうまくハマっていない気がする。
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ゴーストバスターズ・アフターライフ
映画館に、ゴーストバスターズのコスプレをしている一家が居た。
知り合いのような気がするが、怖いので声をかけなかった。
ゴーストバスターズの孫娘が主人公のこの映画は、あまり期待していなかったが、面白かった。
本家よりも面白かったくらいだ。
映画館で映画を観ると、家で観るより迫力のある音で楽しめるのも良い。
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