覚醒する世界の男に誘惑された女子学生を探して、女教授ヴェリット・ボーは旅に出る。
そこは不思議な生物が生息し、怒れる神が実在する世界。
若い頃は旅人だったボーは、老いて体力がなくなり、美しさも過去のものとなった身で旅をする。
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ヤバい集中力
在宅ワークで集中力の維持が難しい。
毎日が宿題をこなすようで、うまくいかないと自己嫌悪に陥りそうである。
それもあって、集中力についての本をよく読む。
この本の基本的な考え方は普通だが、面白いメソッドがいくつかあったので、試してみたい。
でも、この手の本を多く読んでいるので、独学大全であったように、自分なりのまとめをした方がイイかもしれない。
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「その日暮らし」の人類学
「その日暮らし」という言葉に惹かれて、寅さんのような生き方を想像していたが、そうではなかった。
新興国における、我々とは違った資本主義・グローバリズムのあり方について語られている。
頑張って積み上げるのではなく、チャンスを渡り歩く生き方である。
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チャイルド・ファインダー 雪の少女
行方不明の子供を専門に探す探偵「チャイルド・ファインダー」。
チャイルド・ファインダーのナオミは、自身も子供の頃に誘拐された経験を持つ。
しかし、誘拐されていた時の記憶がほとんどなく、記憶の断片からわき出す悪夢に悩まされる。
そんな彼女は、執拗に子どもたちの行方を追う。
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スノードーム
大昔に友達に貰った本である。
ずっと積んであったが、邪魔でもあったので読んでみることにした。
悲しく、不思議なファンタジーだった。
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われらはレギオン1
宇宙を舞台にしたスペース・オペラだと思ったら、まるで違った。
未知の惑星の開拓、敵宇宙船との戦い、人類の救出というスペオペ的内容だが、主人公のキャラによって、とても面白い話になっている。
主人公は宇宙船のAIである。
人間の意識を移植したタイプのAIであり、だんだん増えていく。
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ゴースト・ハンターズ完全読本
タイトルは、「ゴースト・ハンターズ完全読本」だが、ほとのど「事件記者コルチャック」のファンブックである。
近頃ヒットした「死霊館」のウォーレン夫婦の解説も多い。
全体的に翻訳家尾之上浩司の趣味の本、という感じである。
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シャドウ・ストーカー
人間嘘発見器キャサリン・ダンス・シリーズの最新刊。
今回は、女性カントリー・シンガーを狙うストーカーの話である。
どんでん返しの職人ディーヴァーの作品なので、ネタバレをしてはこれから読む人に申し訳ない。
でも、ネタを明かさずに感想を書くのも難しい。
相変わらず見事なミスリードだった。
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インフラエンジニアの教科書2
前書「インフラエンジニアの教科書」もためになったが、続編の本書も参考になる。
本当のプロには物足りないだろうが、私のようなプロではないが、そこそこ知識の必要な人間にはとても助かる本である。
この分野はなかなかまとまった解説書がなく、細かい分野に特化した専門書しかないので、この浅く広い解説は、とっかかりとして貴重である。
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下町ロケット
半沢直樹で大ヒット驀進中の池井戸潤による「下町ロケット」がやっと文庫落ちしたので、勇んで購入した。
期待が大き過ぎたのか、それほど面白くなかった。
ちょっと私の趣味とは違うのかもしれない。
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