「フィクション」カテゴリーアーカイブ

Fairy Tale

キングの新作ファンタジーである。
「ダークタワー」を代表として、キングのファンタジーは分かりにくいと思う。
なんでそうなる?という疑問があり、キング独自の世界観に馴染めないことが多い。
この作品も同じで、原書で読むと、自分の読み方に誤りがあるのか判別が難しかった。
続きを読む Fairy Tale

鵼の碑(いしぶみ)

17年ぶりになる京極堂シリーズの新作である。
読みやすいのだが、分厚いのでなかなか進まない。
今回は電子書籍で購入したのだが、読んでも読んでも進捗のパーセンテージが進まない気がした。
登場人物が多いので混乱する。
今回は、あまり妖怪小説っぽくなかった。
続きを読む 鵼の碑(いしぶみ)

パン焼き魔法のモーナ、街を救う

モーナが唯一使える魔法は、パンをうまく焼いたり、クッキーを踊らせることだった。
魔法使い狩りで捕まり、何とか釈放されたが、迫り来る敵の軍隊の前で、モーナは国で唯一の魔法使いだった。
英雄を作り上げる政府への批判や、死んだ馬の大群など、子供には勧めにくいと思われがちだが、子供は分かるものだと思う。
続きを読む パン焼き魔法のモーナ、街を救う

AI法廷のハッカー弁護士

これも面白かった。
この頃でも、探せば面白い小説はたくさんある。
裁判官がAIになった未来に、そのバグをハックして勝利を勝ち取る弁護士が主人公。
行きがかり上、手伝いになった素直な青年とハッカーの少女というチームがなかなか良いキャラである。
続きを読む AI法廷のハッカー弁護士